妊娠中何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
韓国料理は食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中の韓国料理について紹介致します。
妊娠中韓国料理は食べても良いの?
結論を言うと、生ではないもので激辛でなければ食べても構いません。
生ものは食中毒の危険性がありますし、激辛のものは腹痛や下痢、痔になる可能性がありますので、
そういった食べ物は控えてください。
韓国料理で安心して食べられる物は?
韓国料理は様々な種類がありますが、
例えばプルコギだと中まで火が通っていれば問題なく食べることができますし、
ビビンバも生卵や半熟卵が入っていなければ安心して食べることができます。
代表的なものだとキムチがありますが、日本で作られたキムチであれば
問題なく食べることができます。
キムチチゲやスンドゥブは下痢などにならなければ食べても構いません。
他に韓国冷麺やサムギョプサル、サムゲタン、ヤンニョムチキン、トッポギ、
タッカルビ、チヂミ、キンパ、チャプチェなどもしっかりと火が通っていれば食べても構いません。
全体的に唐辛子が使用されており、
辛いものが多いですが、ピリ辛程度であれば妊娠中でも問題なく食べることができます。
ただし、ピリ辛でもお腹を壊すということであれば控えた方が良いでしょう。
激辛料理はなぜダメなのか?
激辛料理は腹痛や下痢になる可能性が高く、
ひどい下痢になると脱水症状になる可能性がありますし、
子宮が収縮するためひどい場合は流産する可能性も否定できません。
激辛料理に強い場合でも、刺激物により痔になる可能性は高まります。
痔になると治療や処方が限られる可能性があるため、
妊娠中は激辛料理は避けた方が良いのです。
なお、激辛料理を食べることで直接的に胎児に影響が出るということはありません。
妊娠中に避けたい韓国料理は?
韓国産のキムチはできれば避けた方が良いでしょう。
というのも、日本のように衛生管理がしっかりとされていなく、
大腸菌やトキソプラズマが存在する可能性が否定できません。
今はどうなっているかわかりませんが、
過去に民主党政権において、キムチの輸入における検疫が免除されていた時期がありました。
1994年とだいぶ前のことですが、輸入キムチから有鉤嚢虫が原因による有鉤嚢虫症が発生した例があったりもしたため、
輸入キムチや韓国現地における非加熱のキムチは避けておいた方が無難です。
参照:国立感染症研究所感染症情報センター
その他、韓国の刺身(フェ)やチャンジャ、ユッケ、ホンオサマッなど非加熱の肉類や魚類は
食中毒の可能性がありますので避けてください。
まとめ
韓国料理は生ではなく火が通ったもので、
激辛でなければ妊娠中にも食べることができます。
生の場合は、可能性的にO157やトキソプラズマ、リステリア菌、サルモネラ菌などによる
食中毒や感染症になる可能性があるため避けてください。
また、激辛料理は下痢や腹痛、痔になる確率が高くなるため
妊娠時は避けた方が良いでしょう。
そして、韓国産キムチにも注意しておいた方が良いでしょう。
妊娠中に韓国旅行など海外旅行に行くと、
日本と比べて食品の衛生管理がしっかりとなされていないため、
食中毒になる確率が高くなりますので、食事には十分注意が必要です。
基本的に中心部が75℃以上で1分以上加熱されているものであれば
安心して食べることができますので、加熱されたものを食べるようにしましょう。