妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
サムギョプサルは食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のサムギョプサルについて紹介致します。

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妊娠中サムギョプサルは食べても良いの?

サムギョプサル

結論から言うと妊娠中のどの時期であってもサムギョプサルは食べても構いません。
ただし、生焼けの状態のものは食中毒の原因になりますので、
中心部までしっかり火を通した物を食べるようにしてください。
中心部が75℃以上で1分以上加熱されていれば、菌は死滅します。

サンチュやエゴマの葉に巻いて食べるのはあり?

サムギョプサルは焼いてからサンチュやエゴマの葉を巻いて食べるのが一般的ですが、
日本のお店で出されるものに関しては日本の食品衛生法に遵守したものが出てくるので安全です。

家でサムギョプサルを食べる場合は、サンチュやエゴマの葉をしっかりと水で洗えば問題ありません。

韓国のお店で出されるサンチュやエゴマの葉はおそらく洗ったものが出されると思いますが、
日本の食品衛生法の範囲外ですので、多少注意が必要です。

洗っていないサンチュやエゴマの葉を食べるリスクとしては
リステリア菌が存在する可能性があります。
水で洗えば流れ落ちていきますので、基本的には問題ないのですが
韓国の衛生事情がわからないため、注意するに越したことはありません。

どれくらいの量食べても良いの?

たまに食べるサムギョプサルの場合、一般常識的な範囲の量であれば
特に量のことは気にする必要はありません。

厳密にどのくらい食べても良いかを書いてみると、
妊娠中の1日の摂取カロリー目標を見てみると、
普通の生活を送っている人で、
妊娠初期 2050kcal
妊娠中期 2250kcal
妊娠後期 2450kcal

となっており、そのうちおやつで摂取するカロリーは
厚生労働省の食時バランスガイドによると1日200kcal以下が推奨されていますので、
これを引いて、1日3食摂取するとした場合の1食のカロリーは、
妊娠初期 633kcal
妊娠中期 700kcal
妊娠後期 783kcal

となります。

サムギョプサルのカロリーは1人前(169g)あたり
658kcalとなっています。

ですので、サムギョプサルを1人前食べるとちょうど良いカロリーになりますが、
他にもビビンバや韓国冷麺、ご飯、ナムルなども食べる場合があるかと思います。
たまに食べる分でしたら多少摂取カロリーがオーバーした所で問題にはなりません。

これが日常的に1食1000kcalなど摂取していると
肥満になる可能性が高まりますので、日頃の運動量にもよりますが、
立ったり歩いたりという普通の運動量でしたら摂りすぎになりますので、
量を減らす必要が出てきます。

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サムギョプサルの栄養は?

サムギョプサル1人前(169g)の栄養を見てみると、

タンパク質 21.67g
脂質 65.1g
炭水化物 0.32g

ビタミンA 26.5μg
ビタミンD 0.74μg
ビタミンE 0.86mg
ビタミンK 17.59μg
ビタミンB1 0.78mg
ビタミンB2 0.2mg
ナイアシン 7.08mg
ビタミンB6 0.34mg
ビタミンB12 0.74μg
葉酸 8.5μg
パントテン酸 0.98mg
ビオチン 5.7μg
ビタミンC 2.55mg

ナトリウム 855.29mg
カリウム 386.5mg
カルシウム 7.96mg
マグネシウム 23.61mg
リン 197.17mg
鉄 0.96mg
亜鉛 2.72mg
銅 0.07mg
マンガン 0.03mg
ヨウ素 0.37μg
セレン 19.64μg
クロム 0.27μg
モリブデン 0.25μg

食塩相当量 2.15g

このようになっています。
参照:カロリーSlism

この中で多く含まれている成分としては、
ビタミンK、ビタミンB1、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12となっています。

ビタミンKは、骨に存在するカルシウム結合タンパク質を活性化し、
カルシウムの骨への沈着を促して流出を防ぐ効果があります。

ビタミンB1は解糖系やクエン酸回路のエネルギー代謝の一部で補酵素として働きます。
特に糖質を代謝するために欠かせない栄養素となります。

ナイアシンは、他のビタミンB群と同様に酵素をサポートする補酵素として、糖質、タンパク質、脂質のエネルギー代謝をスムーズにしています。

ビタミンB6は免疫機能の正常な働きの維持、皮膚の抵抗力の増進にも必要で、赤血球のヘモグロビンの合成にも欠かせない栄養素です。

ビタミンB12は血液を作る造血作用があるのが特徴で、眼精疲労や肩こり、神経痛の改善も気体できます。

サムギョプサルは豚肉で作られていますので、タンパク質の摂取はもちろん、
ビタミンB群が豊富に含まれていることから、
それらの効果が妊娠中にはおすすめと言えます。

まとめ

妊娠中のどの時期においてもサムギョプサルは食べても構いませんが、
生焼けのものを食べてしまうと食中毒の原因になりますので、
中までしっかりと火を通した物を食べるようにしてください。

サンチェやエゴマの葉はしっかりと水洗いすればリステリア菌は流れていきますので、
生でも安心して食べることができます。

食べたとしても1人前(169g)程度で抑えておくと良いでしょう。
塩分に関しても1人前程度なら摂りすぎには当たりません。

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