妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ゴーヤは食べても良いのでしょうか?注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のゴーヤについて紹介致します。
妊娠中ゴーヤは食べても良いの?
結論から言うと、妊娠中のどの時期でもゴーヤを食べて構いません。
気になるのはゴーヤの苦味成分ですが、これは「モモルデシン」と呼ばれる成分で、
健胃作用があると言われており、また食欲増進効果も期待できるため、
夏ばて防止に役立ちます。
ゴーヤの成分の中で妊娠中に摂ってはいけない成分はありません。
ゴーヤの栄養は?
ゴーヤの栄養は可食部100gあたり
エネルギー 71kcal
タンパク質 1.0g
脂質 0.1g
炭水化物 3.9g
飽和脂肪酸 0.01g
不飽和脂肪酸 0.06g
食物繊維 2.6g
カロテン 210μg
ビタミンE 1.0mg
ビタミンK 41μg
ビタミンB1 0.05mg
ビタミンB2 0.07mg
ナイアシン 0.3mg
ビタミンB6 0.06mg
葉酸 72μg
パントテン酸 0.37mg
ビタミンC 76mg
ナトリウム 1mg
カリウム 260mg
カルシウム 14mg
マグネシウム 14mg
リン 31mg
鉄 0.4mg
このようになっております。
参照:foodslink
この中で多く含まれている栄養としては、
葉酸
カリウム
鉄
食物繊維
ビタミンC
となります。
葉酸は特に妊娠初期には必要な栄養で、妊娠3ヶ月までは400μg摂取が望ましいとされており、
カリウムは、体内の塩分を体外に排出する働きがあります。
鉄は血液を作るのに欠かせない成分で、妊娠中は特に貧血に陥りやすいため
積極的に摂取した方が良いです。
食物繊維は便秘解消に繋がります。
ビタミンCは他の野菜と比べると数倍ほど含まれており、効果としては疲労回復効果などが期待できます。
そして、苦味成分であるモモルデシンとチャランチンには
食欲増進作用に加え、血糖値やコレステロール値を低下させる働きがあると言われていますので、
妊娠中に食するのはお勧めの食材と言えます。
注意点はあるの?
ゴーヤに関しては通常量食べている分には特に注意点はありません。
しかし、食べ過ぎることにより苦味成分が悪さをし、
胃酸過多になり、下痢や腹痛を引き起こす可能性がありますので、
食べ過ぎには注意してください。
1日の摂取量についてですが、目安としては100g程度
100g程食べれば、1日に摂りたい緑黄色野菜120gを1食でほぼカバーできるので、食欲が落ちがちな夏に効率よく栄養補給もできる。体型が気になる夏に旬のゴーヤを取り入れ、ビタミンや栄養素を摂りながらダイエットにも役立てよう。
引用:おいしい美活習慣
と言っていますので、効率良く栄養補給が出来る量として100gがちょうど良い目安となります。
お勧めのゴーヤレシピは?
ゴーヤチャンプルー
ゴーヤの卵炒め
このあたりのレシピは妊娠中に非常にお勧めでゴーヤの栄養に加えて
卵のタンパク質も摂取できるため、これだけでも十分なおかずになります。
ゴーヤの佃煮
ゴーヤの白和えサラダ
ゴーヤのおひたし
ゴーヤのナムル
ゴーヤそうめんチャンプルー
ゴーヤの肉詰め焼き
ゴーヤとチーズの和え物
ゴーヤとトマトの炒め煮
ゴーヤの豚バラ巻き
ゴーヤとツナの白和え
ゴーヤとちくわのわさびマヨネーズ和え
ゴーヤのから揚げ
ゴーヤとベーコンのしょうゆ炒め
ゴーヤとささ身のおひたし
ゴーヤのカレー
厚揚げとゴーヤのそぼろあんかけ
ゴーヤとみょうがの和え物
など様々なレシピがあり、ゴーヤは何に入れても美味しくいただけるため、
様々な料理に入れてみてください。
レシピの詳細が知りたい方は以下のリンクからご確認ください。
まとめ
ゴーヤは栄養が豊富なため、特に夏の時期には妊娠中の方にはお勧めの食材となります。
目安として1日の摂取量は100g程度で抑えておきましょう。
食べ過ぎると苦味成分であるモモルデシンなどが悪さをして下痢や腹痛を招く恐れがありますので、
食べ過ぎには注意してください。
また、ゴーヤは様々な料理に合いますので、いろんな料理に付け加えてみましょう。