妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
チョコレートも例外ではありません。チョコレートにはカフェインが含まれている他
ポリフェノールも多く含まれているものがあり注意が必要です。
こちらでは妊娠中のチョコレートについて紹介致します。

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妊娠中のチョコレートは注意が必要?

チョコレート

チョコレートにはカフェインが含まれており、
妊娠中は注意が必要なんですが、それよりも注意をした方が良いのは
ポリフェノールです。
ポリフェノールを過剰摂取すると
胎児動脈管早期収縮を起こす可能性があります。
極めて稀なケースではありますが、胎児が心不全になったという報告もあるため、
ポリフェノールの過剰摂取には注意しなければなりません。
参照:うしじまクリニック

胎児動脈管早期収縮とは?

胎児動脈管早期収縮とは胎児だけが持つ動脈管が収縮して閉塞する症状で、
通常は出生後に閉じる動脈管ですが、出生前においても動脈管が狭くなったり閉じたりすることがあります。
ポリフェノールを多量に摂取することで動脈管が早期に閉鎖する可能性があり、
胎児の動脈管が早期に閉じると肺への血流が増加し、
その結果、肺や心臓への負担が増して、胎児の命の危険に関わることがあるのです。
参照:健達ねっと

ポリフェノールはどれくらいで摂り過ぎになるの?

ポリフェノールの過剰摂取はどこからが過剰なのかという明確な基準は今のところありませんが、
毎日500~1000mgのポリフェノールをとっていた症例が多いと報告されています。

ポイントとしてはたまに摂りすぎているのではなく、毎日摂りすぎているというところがポイントになります。

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高ポリフェノールチョコレートは要注意

高ポリフェノールチョコレートは、いわゆるカカオが多く含まれているチョコレートのことで、
カカオ75%や85%などと謳っているチョコレートがそれに当たります。
チョコレートに含まれているポリフェノールを見てみると、
meijiから出ている高カカオチョコレートでは、
カカオ72%では1箱でポリフェノールが1905mg含まれており、
1枚あたり127mgのポリフェノールが含まれています。

カカオ86%では1箱で2058mg含まれており、
1枚あたり147mgのポリフェノールが含まれています。

カカオ95%では1箱で2088mg含まれており、
1枚あたり174mgのポリフェノールが含まれています。
参照:meiji

高カカオチョコレートの場合、毎日4~5枚程度食べると
上記で挙げた症例が多いと言われるポリフェノール500mgに達してしまいます。
ですので、高カカオチョコレートは妊娠中は控えてください。

次に通常の板チョコに含まれているポリフェノールについてですが、
板チョコ1枚(50g)ですと、266.5mg程度のポリフェノールが含まれています。
参照:syouhisya.or.jp

ですので、この場合ですと板チョコ(50g)を2枚食べると症例が多いという500mgに達してしまいます。

通常の板チョコですと毎日1枚食べてもポリフェノール的には板チョコだけで考えると問題はないのですが、
他からポリフェノールを摂取することを考えると、控えめにしておいた方が良いでしょう。

ポリフェノールが多く含まれている食品飲料

チョコレートには多くのポリフェノールが含まれていますが、
それ以外にも気をつけた方が良いものがあります。
それは、ノンカフェインで有名なルイボスティーです。
ルイボスティー500mlあたり、ポリフェノールは70mg含まれており、
1日に飲んだとしても1.5Lほどでとどめておいた方が良いとされています。
参照:健達ねっと

注意しなければいけないのは、ルイボスティーはノンカフェインなので
たくさん飲んでも良いと思っている妊婦さんが多いことです。

プルーンにもポリフェノールは多く含まれており、
100gあたり184mgのポリフェノールが含まれています。
ですので、プルーンも食べ過ぎには注意しなければいけません。
プルーンは鉄分が多いことで知られており、鉄分補給のために
たくさん食べる方もいると思いますが、
チョコレートやルイボスティーなどからポリフェノールを摂取することを考えると
控えめに食べた方が良さそうです。

他にもコーヒー100mlあたりに200mgのポリフェノールが含まれていたり、
緑茶100mlあたり115mgのポリフェノールが含まれていたり、
紅茶100mlあたり96mgのポリフェノールが含まれていたり、
野菜ジュース100mlあたり69mgのポリフェノールが含まれていたり、
ごぼうやほうれん草などにも量は少ないですが100g中にポリフェノールが数十mg含まれています。

もちろんココアにもポリフェノールは含まれています。

チョコレート+ルイボスティー+プルーンは注意が必要

チョコレートには多くのポリフェノールが含まれていることがわかりましたが、
ルイボスティーやプルーン、緑茶などにもポリフェノールが含まれているため、
毎日これらを組み合わせて摂取していると症例の多い500~1000mgのポリフェノールを気づかずに摂取しているなんてことにもなりかねません。

ですので、特にチョコレートとルイボスティーを摂取している場合は、
ポリフェノール摂取量を意識した方が良いでしょう。

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カフェインにも気をつけよう

コーヒー

チョコレートにもカフェインは含まれており、
高カカオチョコレートになるにつれカフェイン含有量も多くなります。

通常の板チョコ(50g)1枚に14mgのカフェインが含まれており、
高カカオチョコレート(カカオマス70%)では50g中に42mgのカフェインが含まれています。

妊娠中に1日に摂取しても良いカフェイン量は
世界保健機関(WHO)によると1日に摂取しても良いカフェイン量は300mg/日(コーヒーをマグカップで約2杯)としています。
英国食品基準庁(FSA)では、1日あたりのカフェイン摂取量を200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)に制限するように求めています。
カナダ保健省(HC)では、1日のカフェイン摂取量を300mg(コーヒーをマグカップで約2杯)に制限するようにいっています。
参照:厚生労働省

と、海外ではカフェイン許容量が決まっています。
日本にはカフェイン摂取許容量が決まっていませんが、
産婦人科医はコーヒーなら1~2杯程度はOKとしている医師も多くおられます。
参照:ママ、あのね。

カフェインに気をつけている方であれば、チョコレートに含まれるカフェイン量は
無視しても良いレベルですので、ここは特に注意しなければいけないということはありませんが、
上記で挙げているように食べ過ぎるとポリフェノールの摂りすぎになる可能性がありますので、こちらは注意してください。

まとめ

妊娠中のチョコレート。様々なサイトを見てみるとカフェインの注意喚起はしているものの
ポリフェノールの摂取量に注意しているサイトはあまり見かけませんでした。
ですが、毎日ポリフェノールを500~1000mg摂取していると
胎児動脈管早期収縮になっているという症例が多いという報告がありますので、
ポリフェノールの摂取量は意識した方が良いでしょう。

何でもそうですが、食べ過ぎや飲み過ぎには十分に注意してください。

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