妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ガリガリ君は食べても良いのでしょうか?
こちらでは妊娠中のガリガリ君について紹介致します。
妊娠中ガリガリ君は食べても良いの?
結論から言うと、妊娠中のどの時期においてもガリガリ君のどの種類でも食べても構いません。
中にはチョコミント味もあり、ミントによる子宮収縮作用が気になる方もおられると思いますが、
ガリガリ君に含まれているミントの量程度では特に問題ありませんので、食べても良いです。
チョコ味にしてもカフェイン含有量は知れていますので、こちらも問題なく食べることができます。
ただし、ガリガリ君を食べ過ぎるとお腹が冷えて腹痛や下痢などの原因になりますので、
食べ過ぎには注意してください。
リキュールは大丈夫なの?
原材料にリキュールと書かれていますが、これは香り付けで入っている物で、
アルコールはほとんど含まれていません。
ですので、リキュールの心配をする必要はありません。
アルコールが0.1%を越えるものはその旨をパッケージに記載する必要があるのですが、
それがないということはガリガリ君に含まれているアルコールは0.1%未満ということになります。
そもそも子供も安心して食べられる物ですので、リキュールについては心配する必要はありません。
どのくらいの量食べても良いの?
妊娠中のおやつで摂取しても良いカロリーは厚生労働省の食事バランスガイドによると200kcal以下とされています。
ガリガリ君のカロリーを見てみると、1本あたり64kcalとなっています。
カロリー的には3本程度食べても良いのですが、
冷たい物は身体を冷やしますので、食べたとしても1日1本でとどめておきましょう。
つわり時期で氷菓子しか食べられない場合は?
つわり時期で氷菓子しか食べられない場合、
つわり時期の考え方としては食べられる物を食べられる時に食べられるだけ食べるというのが
基本的な考え方ですので、とりあえずは栄養のことは気にせず食べられるものを食べると良いでしょう。
ただし、ガリガリ君は糖質しか含まれていないため、ガリガリ君しか食べられない場合はかかりつけの医師に相談することをおすすめします。
つわりが終わり何でも食べられるようになったら
栄養やカロリーのことを意識した食生活に戻すようにしてください。
ガリガリ君や氷が無性に食べたいのは実はサインかも
妊娠中期から後期にかけてガリガリ君や氷を無性に食べたい場合、
それは「氷食症」の可能性があります。
これは鉄分が不足することにより起こる症状なのですが、
文字通り氷を食べたくなります。
この症状は鉄分を補えば症状は治まりますので、
鉄分を補ってみてください。
なぜ、妊娠中期から後期にかけて鉄分不足に陥りやすいのかというと、
胎児に血液を送る時期で、妊娠初期よりも鉄分を必要とします。
ちなみに妊娠中の必要な鉄分は
妊娠初期 9.0mg
妊娠中期 16.0mg
妊娠後期 16.0mg
となっており、中期から大幅に鉄分が必要になります。
鉄分が多い食材を挙げてみると
レバー(妊娠初期は摂取量に注意)
ほうれん草
小松菜
枝豆
納豆
あさりの水煮
卵
などが挙げられます。
また、サジージュースなどからも鉄分は補えますので紹介しておきます。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもガリガリ君のどの種類でも食べて構いません。
ミントも過剰に摂取しなければ問題ありませんので、ガリガリ君のチョコミントは食べて構いません。
妊娠中期から後期にかけて無性にガリガリ君や氷が食べたい場合、
鉄分が不足している可能性がありますので、鉄分を意識して補うようにしてください。