妊娠中は何かと気を遣わないといけない時期ですが、
甘栗は妊婦さんにとっておすすめなのでしょうか?
こちらでは甘栗の栄養などについて紹介致します。
妊娠中甘栗はおすすめ?
甘栗の栄養を見てみると、
1個(5g)あたりでは
エネルギー 11kcal
タンパク質 0.25g
脂質 0.05g
炭水化物 2.43g
ビタミンA 0.3μg
ビタミンE 0.01mg
ビタミンB1 0.01mg
ビタミンB2 0.01mg
ナイアシン 0.07mg
ビタミンB6 0.02mg
葉酸 5μg
パントテン酸 0.03mg
ビオチン 0.3μg
ビタミンC 0.1mg
ナトリウム 0.1mg
カリウム 28mg
カルシウム 1.5mg
マグネシウム 3.55mg
リン 5.5mg
鉄 0.1mg
亜鉛 0.05mg
銅 0.03mg
マンガン 0.08mg
セレン 0.05μg
モリブデン 0.05μg
食物繊維総量 0.43g
このようになっています。
参照:カロリーSlism
この中で比較的多い成分としては、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、
葉酸、カリウム、マグネシウム、鉄、銅、マンガン、食物繊維となります。
結構栄養のある食べ物と言っても良いでしょう。
おやつとして食べる場合、
スナック菓子などを食べるよりよほど健康的ですので、
妊娠中にはおすすめと言えます。
白ご飯の代わりに食べる場合は、
白ご飯よりも栄養があるため、やはりおすすめと言えます。
どれくらいの量食べても良いの?
妊娠中の1日のおやつの量は厚生労働省の食事バランスガイドによると
200kcal以下と定められております。
ですので、甘栗だけをおやつとするならば18個程度は食べても良いことになります。
となると、甘栗だけで鉄分は1.8mgも摂取できますので、
妊娠中期以降は特におすすめと言っても良いでしょう。
また、葉酸も多く含まれているため妊娠初期にもおすすめです。
さらに食物繊維も多く含まれていますので、妊娠中のどの時期においても
便秘予防になりますのでおすすめです。
白ご飯の代わりに食べるのであれば、
白ご飯はチャンに軽く1杯で約150gあり、カロリーは234kcalとなりますので、
甘栗は21個程度は食べることが出来る計算になります。
白ご飯よりも栄養は豊富なので置き換えても良いかもしれません。
おやつとして食べ過ぎるとどうなるの?
1日程度食べ過ぎたとしても特に問題はないのですが、
日常的に食べすぎている場合、総摂取カロリーが多くなりますので、
肥満の原因になります。
肥満になると妊娠糖尿病や妊娠高血圧症のリスクが高まりますので、注意が必要です。
まとめ
甘栗は栄養豊富な食べ物ですので、
おやつとして食べるのはスナック菓子などを食べるよりもはるかに健康的ですし、
白ご飯の代わりに食べるのも、白ご飯以上に栄養価が高いため
置き換えることにより様々なメリットが得られます。
とはいえ、食べ過ぎると肥満の原因になりますので、
食べる量には注意してください。