妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
クレープは食べても良いのでしょうか?注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のクレープについて紹介致します。

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妊娠中クレープは食べても良いの?

クレープ

妊娠中のどの時期においてもスイーツ系のクレープ及び、
サラダ系のクレープは食べても構いません。

ただし、生ハムが入っているなど生肉系が入っているクレープは
トキソプラズマが存在する可能性があるので避けてください。
また、スモークサーモンなど生魚および生に近い魚が入ったクレープも
リステリア菌が存在する可能性がありますので、避けた方が良いでしょう。

また、スイーツ系のクレープはカロリーが高いため
おやつとして食べるのであれば、毎日食べるというのは控えた方が良いでしょう。

クレープはどれくらい食べても良いの?

サラダ系のクレープはランチなどで食べると思いますので、
特に量については問題になることはないのですが、
生クリームが入っているクレープは間食として食べる方が多いかと思います。

その場合、カロリーの摂りすぎに当たる可能性があります。

妊娠中のおやつとして食べても良い量は厚生労働省の食事バランスガイドによると、
1日に200kcal以下としています。

クレープの種類によって異なりますが、
例えば、チョコバナナクレープ(生クリーム入り)の場合
100gあたり278kcalで糖質は21.5gあります。
1食分だと566kcalで糖質は43.8gとなっています。
参照:シンクヘルス株式会社

糖質が高いため毎日食べるというのはお勧めできませんが、
ランチとして食べるのであれば、たまになら問題はないでしょう。

おやつとして考えた場合、カロリーの摂りすぎになるため、
日常的に食べることはお勧めできませんが、
たまに食べるということであれば、特に問題はないでしょう。
1週間の間でカロリーを調節すれば太ることはないかと思います。

ちなみに、妊娠中の1日の必要エネルギーは、
普通の生活を送っている人で、
妊娠初期 2050kcal
妊娠中期 2250kcal
妊娠後期 2450kcal

となっており、そのうちおやつで摂取するカロリーは
厚生労働省の食時バランスガイドによると1日200kcal以下が推奨されていますので、
これを引いて、1日3食摂取するとした場合の1食のカロリーは、
妊娠初期 633kcal
妊娠中期 700kcal
妊娠後期 783kcal

となります。

サラダ系おかず系のクレープの場合、こちらも種類によって変わってきますが、
例えば、ツナとレタスのクレープであれば1食あたり約350kcalになりますので、
食事として食べるのであれば、これに何かスープなどを付け足しても良さそうです。

カロリーを日常的に摂りすぎているとどうなるの?

たまにカロリーを摂りすぎても特に問題はないのですが、
毎日基準以上のカロリーを摂取していると、肥満や妊娠糖尿病になる可能性があります。
肥満になると妊娠高血圧症のリスクも増加しますので、
1日のカロリーは摂りすぎないように注意してください。

注意点はあるの?

先ほども述べましたが、生ハムなどの生肉が入ったクレープは
トキソプラズマのリスクがありますので、避けた方が良いでしょう。

また、スモークサーモンなどの加熱が不十分な魚や
生魚が入っているようなクレープはリステリア菌に感染するリスクがありますので、
感染は稀ではありますが、こちらも妊娠中は念のため避けた方が良いでしょう。

生クリームについては、日本の生クリームであれば
乳の段階で加熱殺菌されていますので、リステリア菌の心配はありません。

ツナに関してですが、ツナはマグロと鰹を使用しています。
妊娠中はマグロは厚生労働省より食べる量を控えるように言われていますが
ツナに関しては、水銀を多く含む種類のマグロではなく、
ビンナガマグロやキハダマグロになりますので、水銀の心配はしなくても良いです。

なお、マグロで気をつけなければいけない種類は
マカジキ、ミナミマグロ(インドマグロ)、クロマグロ(本マグロ)、メバチマグロとなります。
参照:厚生労働省

他の注意点としては、デザート系クレープは糖質が高くカロリーも高いので、
日常的に食べることは控えた方が良いです。

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まとめ

妊娠中のどの時期であってもクレープは食べても構いませんが、
生クリームを使用したデザート系クレープは糖質やカロリーが高いため、
おやつとして食べるとカロリーの摂りすぎになる可能性がありますので、
食べたとしてもたまに食べる程度で抑えておきましょう。

サラダ系おかず系クレープの場合は、
生ハムやスモークサーモンなど、生に近いものはトキソプラズマやリステリア菌が存在する可能性がありますので、
妊娠中は生肉・生魚が使用されているクレープは控えるようにしましょう。

サラダを除いて、肉など加熱されているクレープの場合は、
特に問題はありません。

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