妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
タピオカは食べても良いのでしょうか?タピオカミルクティーはどうなのでしょうか?
こちらでは妊娠中のタピオカについて紹介致します。

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妊娠中タピオカは食べても良いの?

タピオカ

結論から言うと妊娠中のどの時期であってもタピオカは食べても構いません。

タピオカはキャッサバという芋から作られています。
つまりタピオカは芋類なので、特に妊娠中に制限がかかるというわけではありません。

キャッサバにはシアン化合物という毒が含まれているのですが、
日本で市販されているタピオカは毒抜きされていますので、安心して食べることができます。

ただし、カロリーが多いため食べ過ぎには注意が必要です。
ちなみに乾燥タピオカ100gあたり346.1kcalあり、糖質は86.7gあります。
茹でると100gあたり61kcalとなります。
これは茹でることによってタピオカに水分が含まれるため、
100gあたりのカロリーが低くなるのです。

タピオカミルクティーは飲んでも良いの?

こちらも基本的には飲んでも構いません。
ですが、タピオカミルクティーは1杯あたり
およそ400kcal程度ありますので、
これをおやつ代わりとして毎日飲むとカロリーの摂りすぎにあたります。

妊娠中のおやつとして摂取しても良いカロリーは厚生労働省の食事バランスガイドによると
1日200kcalとなっていますので、
タピオカミルクティーを1杯飲むとおやつとしてのカロリーの倍以上のカロリーを
摂取してしまうことになります。

たまに飲む分には構いませんが、毎日飲むことは避けてください。

カロリーを摂り過ぎるとどうなるの?

たまにカロリーを摂りすぎても特に問題はないのですが、
毎日基準以上のカロリーを摂取していると、肥満や妊娠糖尿病になる可能性があります。
肥満になると妊娠高血圧症のリスクも増加しますので、
1日のカロリーは摂りすぎないように注意してください。

妊娠中に1日に摂取すべきカロリー量は普通の生活を送っている人で、
妊娠初期 2050kcal
妊娠中期 2250kcal
妊娠後期 2450kcal

となっており、そのうちおやつで摂取するカロリーは
厚生労働省の食時バランスガイドによると1日200kcal以下が推奨されていますので、
これを引いて、1日3食摂取するとした場合の1食のカロリーは、
妊娠初期 633kcal
妊娠中期 700kcal
妊娠後期 783kcal

となります。

ミルクティーのカフェインは大丈夫なの?

ミルクティーは紅茶で出来ていますので、カフェインが含まれています。
ロイヤルミルクティーの場合、100mlあたり20~30mgのカフェインが含まれており、
例えば、午後の紅茶ミルクティーの場合だと100mlあたり21mgのカフェインが含まれています。

タピオカミルクティー1杯(360ml)にはカフェインがおよそ72mg~108mg含まれています。

では、この量のカフェインは大丈夫なのかについて見ていきましょう。

妊婦が1日にどの程度カフェインを摂取して良いのか見てみると、
世界保健機関(WHO)では妊婦はコーヒーの摂取を1日3~4杯までにすべきと言っており、
英国食品基準庁(FSA)は妊婦は1日当たりのカフェイン摂取量を200mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)
と言っています。
カナダ保健省(HC)では1日にカフェインを最大300mg(マグカップで約2杯)までとしています。
参照:厚生労働省

日本には外国のようにどれくらいにすべきという規定は発表されていませんが、
産婦人科医はコーヒーは1日1~2杯程度なら良いとする先生が多いです。
参照:ママ、あのね。

このコーヒーがレギュラーコーヒーとした場合、1杯中に約90mgのカフェインが含まれていますので、
2杯飲んだとすると、180mgのカフェインを摂取することになります。
外国の制限も200~300mgとされていますので、
だいたい似通った数値になっているかと思います。

ですので、タピオカミルクティーは1日に1杯程度なら飲んでも問題ないことがわかります。

カフェインが大丈夫であってもカロリーが多いため、
毎日飲むというのは避けた方が無難です。

まとめ

妊娠中にタピオカを食べてもタピオカミルクティーを飲んでも構いませんが、
食べ過ぎ飲み過ぎはカロリー過多になる可能性が高いため、
特にタピオカミルクティーの場合は、毎日摂取することはせず、
たまに飲む程度で抑えるようにしましょう。

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