妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
トムヤムクンは食べても良いのでしょうか?注意点などはあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のトムヤムクンについて紹介致します。

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妊娠中トムヤムクンは食べても良いの?

トムヤムクン

結論から言うと一般常識的な範囲の量であれば、
食べても問題ありません。

辛さが気になるという方もおられると思いますが、
ピリ辛程度であれば全然問題はありません。
激辛を食べると、人によっては腹痛を起こしたり下痢をする場合があるのと、
痔になるリスクが高まるため、激辛のものは控えた方が良いと言われています。

また、トムヤムクンにはレモングラスというハーブが使われていることもありますが、
こちらも少量食べる程度であれば何の問題もありません。

レモングラスの精油など凝縮したようなものを使用したり摂取したりすると
子宮収縮作用があるため、早産などのリスクが高まるのですが、
通常量食べる分には心配しなくて良いです。

さらに、トムヤムクンにはパクチーが使われることがありますが、
過剰に摂取するわけではありませんので、こちらも気にする必要ありません。

妊娠中パクチーは食べても良いの?子宮収縮は?

トムヤムクンはどれくらいの量食べても良いの?

トムヤムクンで気になる成分としては塩分が挙げられます。
成人女性は日本人の食事摂取基準によると1日の塩分摂取目標が6.5g未満とされています。

トムヤムクン1食分に含まれる塩分は2.8gとなっているため、
食べたとしても1日1杯にとどめておいた方が良さそうです。

たまに塩分を摂り過ぎても特に問題になることはないのですが、
日常的に塩分を摂り過ぎているとむくみがひどくなったり、妊娠高血圧症のリスクが高くなります。

ですので、食べるとしてもトムヤムクンはたまに1食分食べる程度にとどめて、
できれば毎日食べるというのは控えた方が良いでしょう。

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塩分を摂り過ぎるとどうなるの?

塩

たまに塩分を摂り過ぎたからと言って特に問題にはならないのですが、
日常的に塩分を摂り過ぎているとむくみの原因、妊娠高血圧症の原因になります。
また、赤ちゃんを育てるための体内のバランスがくずれやすくなります。
参照:エレビット

妊娠高血圧症候群になると胎盤に送られる血液量が減少して、赤ちゃんに酸素や栄養がうまく行き渡らなくなる可能性を高め、
その結果、赤ちゃんの発育不全や機能不全を引き起こす可能性が高まったりします。
参照:HOW TO MARRY

塩分を摂り過ぎている場合の対処法は?

人参

食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。

カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg

ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg

干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg

このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。

カリウムを摂るからといって塩分を多く摂取して良いというわけではありませんので、
塩分の過剰摂取には注意してください。

トムヤムクンは身体に良い?

トムヤムクンは別名、疲労回復スープと呼ばれており、
香辛料や香草が代謝をアップしてくれる効果が期待できます。

また、カプサイシンにより発汗作用をもたらして、血流を良くする働きがあり
内臓脂肪の燃焼にも効果を発揮することからダイエットに最適なスープとも言えます。

香草についても強い抗酸化作用があり、
パクチーに至っては抗酸化作用は大豆の約10倍で活性酸素の発生を抑えてくれます。
ですので、トムヤムクンは健康に良いスープとも言えるのですが、
塩分が多いため妊娠中は毎日摂取するのではなく、
例えば1週間に1度など間隔を開けて食べる様にすると良いでしょう。

まとめ

妊娠中のどの時期においてもトムヤムクンは常識範囲内の量であれば、
食べても問題ありません。

香草が影響するのかな?辛いのは良くないのかな?と不安になる方もおられると思いますが、
トムヤムクン程度の辛さであれば激辛トムヤムクンは除きますが、
問題になることはないでしょう。

また、香草においてもレモングラスには子宮収縮作用がありますが、
トムヤムクンの中に含まれている程度の量であれば問題なく食べることができます。

ただし、塩分が多いため1日に何食分も食べたり、毎日食べるというのは控えて
間隔をあけて食べるように心がけましょう。

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