妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ファミチキは食べても良いのでしょうか?毎日食べるのはありなのでしょうか?
こちらでは妊娠中のファミチキについて紹介致します。
妊娠中ファミチキは食べても良いの?
結論を言うと妊娠中のどの時期でもつわり時期でもファミチキは食べても構いません。
特につわり時期などに揚げ物にハマる人も結構おられ、
良いタンパク源になったりします。
ファミチキ以外にもクリスピーチキンやフランクフルト、ころじゃがなども食べて構いません。
つわり時期以外で、1日3食揚げ物となると栄養が偏ってしまいますので、
食べたとしても1日1食にしておいた方が良いでしょう。
どれくらいの量食べても良いの?
妊娠中の1日の摂取カロリー目標を見てみると、
普通の生活を送っている人で、
妊娠初期 2050kcal
妊娠中期 2250kcal
妊娠後期 2450kcal
となっており、そのうちおやつで摂取するカロリーは
厚生労働省の食時バランスガイドによると1日200kcal以下が推奨されていますので、
これを引いて、1日3食摂取するとした場合の1食のカロリーは、
妊娠初期 633kcal
妊娠中期 700kcal
妊娠後期 783kcal
となります。
ファミチキ1つのカロリーは251.7kcalとなっており、
塩分は1.3gとなっています。
参照:FamilyMart
18歳以上の女性の1日の塩分摂取目標量は厚生労働省によると
6.5g未満と定められていますので、
1食に2個食べると少々塩分の摂り過ぎになる場合があります。
とはいえ、毎日でなければ1日に2個食べても問題はありませんが、
できれば、ファミチキは1つにしてサラダやご飯系も一緒に食べた方がバランス良く栄養が摂れます。
1食のカロリーとしては上記を目安に摂取すると良いでしょう。
妊娠中のタンパク質摂取量は?
1日に必要なタンパク質は成人女性は50g/日となっており、
妊娠中のタンパク質摂取量は
妊娠初期は+0g
妊娠中期は+10g
妊娠後期は+25g
となっています。
参照:ヒロクリニック
ファミチキ1つのタンパク質量は12.7gですので、
ファミチキ1つだけでは1食分に必要なタンパク質を補うことが出来ないため、
塩分のこともありますので、別のもので補う必要があります。
例えば卵料理やヨーグルト(オイコスなども可)などから摂取する方法もあります。
ファミチキは毎日食べても良いの?
毎日食べても良いですが、食べたとしても1日1個でとどめておいた方が塩分の観点からは良いでしょう。
食べたとしても1日2個程度に抑えて他の食事の塩分は控えめにすれば
問題はありません。
つわり時期でファミチキしか食べられない場合は?
つわり時期でファミチキしか食べられない場合、
つわり時期の考え方としては食べられる物を食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方ですので、
この時期は塩分やカロリー、栄養のことは気にせず
食べられるものを食べられる時に食べましょう。
ファミチキしか食べていなくてお腹の赤ちゃんが心配になるかもしれませんが、
赤ちゃんはママが元々蓄えている栄養をしっかりと吸収して成長しますので、
心配する必要はありません。
つわりが終わり何でも食べられるようになったら
栄養やカロリー、塩分のことを意識した食生活に戻してください。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもファミチキは食べて構いません。
1個程度であれば毎日食べても問題はありませんが、
1食に2個となると塩分の摂り過ぎになる可能性がありますので、注意が必要です。
つわり時期でファミチキしか食べられない場合は、
ファミチキを食べられる時に食べられるだけ食べて構いません。
つわりが終わったら栄養バランスを意識した食生活に戻してください。