妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
バーモントカレーは食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のバーモントカレーについて紹介致します。
妊娠中バーモントカレーは食べても良いの?
結論から言うと、妊娠中のどの時期においてもバーモントカレーの
甘口から辛口まで食べても構いません。
妊娠中は辛いものは控えるように言われていますが、
ピリ辛程度のものであれば問題ありません。
激辛のものを食べると人によっては腹痛や下痢になることがあり、
ひどい下痢になると子宮が収縮して胎児に良い影響は与えません。
また、激辛になれていても痔になる確率が高くなります。
妊娠中に痔になると治療法などが限られる可能性があるため、
激辛のものは控えるように言われています。
なお、激辛のものを食べても胎児には影響はありません。
毎日食べても良いの?
カレールウは1皿分で2.1g~2.4g程度の塩分が含まれています。
これが毎食となると塩分の摂り過ぎになる可能性がありますが、
1日1食程度であれば毎日食べても問題ないでしょう。
とはいえ、栄養が偏る恐れがありますので、
残りの2食で栄養を補うようにしましょう。
カレーの栄養は?
カレー1人前あたりの栄養を見てみると
エネルギー 799kcal
タンパク質 21.17g
脂質 26.58g
炭水化物 128.77g
ビタミンA 257.4μg
ビタミンD 0.14μg
ビタミンE 2.1mg
ビタミンK 20.83μg
ビタミンB1 0.54mg
ビタミンB2 0.27mg
ナイアシン 4.73mg
ビタミンB6 0.47mg
ビタミンB12 0.27μg
葉酸 40.17μg
パントテン酸 1.96mg
ビオチン 3.85μg
ビタミンC 23.13mg
ナトリウム 1575.64mg
カリウム 789.51mg
カルシウム 54.58mg
リン 278.09mg
鉄 1.96mg
亜鉛 3.58mg
銅 0.47mg
マンガン 1.42mg
ヨウ素 1.89μg
セレン 5.55μg
クロム 4.13μg
モリブデン 84.94μg
食物繊維総量 12.98g
食塩相当量 3.99g
このようになっています。
参照:カロリーSlism
この中で足りていない成分としては、
ビタミンB12、葉酸、カルシウム、ヨウ素、クロムとなっています。
特に妊娠初期では葉酸は積極的に摂取した方が良いです。
これらの栄養を補うためにも様々な料理を食べるように心がけましょう。
つわり時期でカレーしか食べられない場合は?
つわり時期でカレーしか食べられない場合、
つわり時期の考え方としては食べられる物を食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方ですので、食べられる時に食べるようにしましょう。
カレーしか食べていなくてお腹の赤ちゃんが心配になるかもしれませんが、
3大栄養素はしっかりと摂取できますし、赤ちゃんはママが元々蓄えている栄養をしっかりと吸収して成長しますので、
心配する必要はありません。
ただし、塩分が多いため
つわりが終わって何でも食べられるようになったら
栄養やカロリー、塩分のことを意識した食生活に戻してください。
塩分が気になる場合は塩分カットのバーモントカレーが販売されている
塩分が気になる場合、バーモントカレーには塩分カットのものが販売されています。
これは塩分が25%カットされており、1皿あたり1.5g相当の塩分に抑えられております。
塩分が気になる場合は、塩分カットのバーモントカレーを食べるようにしましょう。
参照:House
まとめ
妊娠中のどの時期においてもどの辛さのバーモントカレーでも食べて構いません。
ただし、塩分が多く含まれていますので、
つわり時期でカレーしか食べられないという状態でない限り
毎食バーモントカレーというのは避けてください。
1日1食程度であれば毎日食べてもあまり差し支えはありません。
残りの2食で足りていない栄養を補うようにしましょう。