妊娠中何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ジンギスカンは食べても良いのでしょうか?注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のジンギスカンについて紹介致します。

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妊娠中ジンギスカンは食べても良いの?

ジンギスカン

結論から言うと、しっかりと火が通っていれば食べても問題ありません。

ジンギスカンは羊の肉を使った焼肉のような料理で、
ラム肉とマトン肉の2種類あり、ラム肉は生後1年未満の子羊のお肉で、
マトン肉は2歳以上の成羊のお肉のことを指しますが、
どちらも食べて問題ありません。

注意点はあるの?

注意点を挙げるとするなら、中心部が75℃以上で1分以上加熱された
お肉を食べるようにしてください。

つまり中が赤くないお肉を食べるということです。

中が生焼けの場合、トキソプラズマに感染する可能性があります。
トキソプラズマは熱に弱くしっかりと加熱されれば、死滅します。

ジンギスカンの栄養は?

ジンギスカンのカロリーは100gあたり114kcalで、
1人前(365g)で416kcalとなります。

栄養としては、
特筆すべき栄養としてはモリブデンとビタミンKになります。
モリブデンは血液内で鉄が不足してしまうと、肝臓に蓄えられている鉄の運搬を助け、血液をつくる働きを促進します。
そのため、鉄欠乏症貧血の予防も期待されています。

ビタミンKは骨に存在するカルシウム結合タンパク質を活性化し、カルシウムの骨への沈着を促して流出を防ぐ働きがあります。

どちらも、妊娠中にとっては重要な成分となりますので、
ジンギスカンは妊娠中におすすめの料理と言えます。

他の栄養としては、
タンパク質 21.91g
脂質 23.43g
炭水化物 25.92g

ビタミンA 150.93μg
ビタミンE 3.58mg
ビタミンK 77.34μg
ビタミンB1 0.26mg
ビタミンB2 0.33mg
ナイアシン 5.48mg
ビタミンB6 0.66mg
ビタミンB12 1.1μg
葉酸 97.05μg
パントテン酸 1.39mg
ビオチン 6.28μg
ビタミンC 69.75mg

ナトリウム 672.04mg
カリウム 785.77mg
カルシウム 62.38mg
マグネシウム 53.11mg
リン 188.38mg
鉄 2.41mg
亜鉛 3.25mg
銅 0.18mg
マンガン 0.44mg
ヨウ素 2.7μg
セレン 6.28μg
クロム 2.15μg
モリブデン 32.49μg

参照:カロリーSlism

このようになっています。
妊娠初期に必要な葉酸も割と多く含まれていますので、
妊娠初期にもおすすめですし、
妊娠中期後期には鉄分不足になりやすいため、
鉄分も豊富に含まれているジンギスカンは妊娠中期後期にもおすすめの料理となります。

先ほどもお伝えしましたが、
鉄欠乏症貧血の予防にもなるモリブデンが豊富に含まれており、鉄自体も割と多く含まれているため、
貧血ぎみの方におすすめです。

どれくらいの量食べても良いの?

妊娠中の1日に必要なカロリーとしては、
普通の生活を送っている人で、
妊娠初期 2050kcal
妊娠中期 2250kcal
妊娠後期 2450kcal

となっており、そのうちおやつで摂取するカロリーは
厚生労働省の食時バランスガイドによると1日200kcal以下が推奨されていますので、
これを引いて、1日3食摂取するとした場合の1食のカロリーは、
妊娠初期 633kcal
妊娠中期 700kcal
妊娠後期 783kcal

となります。

ジンギスカン1人前が416kcalなので、
ジンギスカンを1.5~2人前食べても良いですし、
副菜やご飯を足しても良いでしょう。

美味しい食べ方としては、個人的にですが
ジンギスカンと白ご飯の相性が良いので、
この組み合わせが良いかと思います。

おすすめ

まとめ

妊娠中のどの時期においてもジンギスカンは食べても構いません。
特にモリブデンが豊富に含まれていますので、
妊娠中期から後期にかけて鉄不足になりやすいため、
ジンギスカンはおすすめの料理です。

注意点としては、しっかりと火を通すこと。
中が生焼けの場合、どのお肉でもそうなのですがトキソプラズマに感染する可能性がありますので、
しっかりと中まで焼くようにしてください。

食べても良い量としては1人前+副菜かご飯
もしくは、ジンギスカンを1.5~2人前程度であれば食べても問題ありません。

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