妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
サムゲタンは食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のサムゲタンについて紹介致します。

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妊娠中サムゲタンは食べても良いの?

サムゲタン

結論をいうと高麗人参が入っていなければ食べても構いませんが、
入っている場合は控えた方が良いでしょう。

また、サムゲタンは昆布で出汁を取っているので、
高麗人参が入っていなくても頻繁に食べるということは
避けた方が良いです。

昆布だしはたまに食べる分なら問題ありません。

なぜ高麗人参はダメなのか?

厚生労働省を見てみると、

妊娠中の朝鮮ニンジンの経口(口から)摂取は、安全ではない可能性があります。朝鮮ニンジンに含まれる化学物質が、動物で先天異常を引き起こすことが明らかになっています。授乳中の朝鮮ニンジン摂取の安全性についてはほとんどわかっていません。

引用:厚生労働省

というように動物実験で先天異常を引き起こしていますので、
人間もその可能性が否定できないことになります。

ですので、妊娠中は高麗人参の摂取を控えた方が良いでしょう。

高麗人参が入っていなければ健康に良い?

高麗人参が入っていない、サムゲタン風煮込みであれば、
問題なく食べることができます。

サムゲタンに入れる「なつめ」には亜鉛、マグネシウム、カルシウム、パントテン酸などが含まれているため、
妊娠期から出産までに必要とされる栄養素を補うことができます。

しょうがやにんにく、ネギも入っており、温かい食べ物ですので、
体がポカポカとしてきますし、鶏肉によりタンパク質が摂取でき、
餅米により炭水化物も摂取できますので、
サムゲタン一つあれば、かなりの栄養素を補うことができます。

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サムゲタンの栄養は?

サムゲタン1人前(448.5g)あたりの栄養を見てみると

エネルギー 409kcal
タンパク質 23.91g
脂質 18.3g
炭水化物 38.75g

ビタミンA 58.53μg
ビタミンD 0.49μg
ビタミンE 0.94mg
ビタミンK 43.24μg
ビタミンB1 0.18mg
ビタミンB2 0.22mg
ナイアシン 6.28mg
ビタミンB6 0.4mg
ビタミンB12 0.36μg
葉酸 34.22μg
パントテン酸 1.3mg
ビオチン 4.98μg
ビタミンC 5.25mg

ナトリウム 468.14mg
カリウム 468.82mg
カルシウム 17mg
マグネシウム 34.94mg
リン 239.32mg
鉄 1.03mg
亜鉛 2.69mg
銅 0.18mg
マンガン 0.45mg
ヨウ素 0.04μg
セレン 22.6μg
クロム 0.04μg
モリブデン 40.14μg

食物繊維総量 1.35g
食塩相当量 1.26g

このようになっています。
参照:カロリーSlism

この中で特に多く含まれている成分はビタミンK、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、
カリウム、リン、亜鉛、銅、セレン、モリブデンとなっています。

ビタミン類よりもミネラル類を多く含んでいる感じです。

また、タンパク質も1人前で23gも摂れるのは魅力的です。

高麗人参の含まれていないレシピのリンクも紹介しておきます。

手羽元で作るサムゲタン風煮込みレシピはこちら

まとめ

サムゲタンには高麗人参が入っているため、
妊娠中に食べると生まれてくる赤ちゃんに先天異常が起こる可能性があるため、
本場のサムゲタンは妊娠中に食べないことをおすすめします。

高麗人参が入っていないクラシルが紹介しているサムゲタン風煮込みなら
安心して食べることができますし、体も温まりますのでおすすめです。

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