妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
スンドゥブは食べても良いのでしょうか?注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のスンドゥブについて紹介致します。

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妊娠中スンドゥブは食べても良いの?

スンドゥブ

妊娠中のどの時期においてもスンドゥブは食べても構いませんが、
激辛のスンドゥブは避けてください。
ピリ辛程度なら何も問題ありません。
とはいえ、スンドゥブを食べて腹痛やお腹を下すようであれば、控えた方が良いです。

また、毎食スンドゥブを食べるというのも控えてください。
塩分の摂り過ぎになります。

激辛はなぜ良くないのか?

妊娠中は辛いモノを控えるように言われたりしますが、
その理由は、胃腸の働きが弱くなったり、抹消血管に作用してうっ血、充血、
痔になる可能性があるからです。
参照:母子健康手帳アプリ

妊娠中、痔になると特に妊娠初期では使用出来る薬が限られますので、
妊娠中は注意が必要です。

人によっては辛いものを食べると胃腸が刺激され下痢をするという人もいます。
ひどい下痢になると子宮収縮にも繋がりますので、辛すぎるものは控えるように言われています。

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注意点はあるの?

注意点としては塩分がスンドゥブ1食分に2.3g程度含まれています。
1日1食程度なら特に問題はないのですが、3食スンドゥブにすると
6.9gの塩分を摂取することになります。

妊娠中の1日の塩分摂取量は厚生労働省を見てみると、6.5g未満に抑えるように言われています。
ですので、毎食スンドゥブを食べるということは控えてください。
また、塩分を気にするのであれば、スープは全部飲まないようにしましょう。
これだけでも塩分はかなり抑えられます。

次に、スンドゥブに生卵を入れる場合がありますが、
生卵が新鮮であればあまり問題にはなりません。
お店で提供されるスンドゥブに生卵が入っている場合、
その卵は日本では新鮮なものを使用していますので、問題にはなりません。

新鮮な生卵がなぜ問題にならないのか?

生卵というとサルモネラ菌による食中毒が挙げられますが、
この食中毒は食中毒菌であるサルモネラ菌が1個や2個摂取しただけでは発症せず、
通常は1万~10万個程度の菌を摂取すると発症するようです。
参照:こおらす

では、次に新鮮な卵にどのくらいの割合でサルモネラ菌が存在するのか見ていくと、
日本で流通する生卵の汚染率は5000個~2万個に1個と考えられており、
その汚染された卵の中にいるサルモネラ菌の数は1個あたり10細胞程度のため、
汚染卵が新鮮な場合(賞味期限内で正しい保存法をしている場合)は
基本的に発症には至らないようです。
参照:食品微生物学(検査と制御方法)

保存方法がちゃんとされていない卵や
生食用ではない卵、賞味期限を過ぎた卵はしっかりと加熱して食べるようにしてください。
新鮮な卵でしたら基本的にサルモネラによる食中毒は気にしなくても良いでしょう。

スンドゥブは他の鍋と比べて塩分控えめ

スンドゥブは1食あたり2.3g程度の塩分が含まれますが、
例えばはりはり鍋だと3.9g
白菜とベーコンのかさね鍋だと4.8g
というように塩分が結構含まれています。

そういう意味においてはスンドゥブは塩分が控えめになります。

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塩分を摂り過ぎるとどうなるの?

塩

たまに塩分を過剰摂取したとしても特に問題にはならないのですが、
日常的に過剰摂取していると、
妊娠中はむくみやすいのですが、そのむくみがさらにひどくなったり、
高血圧のリスクを高めたり、
赤ちゃんを育てるための体内のバランスがくずれやすくなります。
参照:エレビット

妊娠高血圧症候群になると胎盤に送られる血液量が減少して、赤ちゃんに酸素や栄養がうまく行き渡らなくなる可能性を高め、
その結果、赤ちゃんの発育不全や機能不全を引き起こす可能性が高まったりします。
参照:HOW TO MARRY

塩分を摂り過ぎている場合の対処法は?

人参

食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。

カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg

ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg

干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg

このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。

スンドゥブは野菜が豊富で栄養満点

スンドゥブに入っているキムチは基本的には白菜のキムチだと思いますが、
白菜にはカリウムが豊富に含まれており、
スンドゥブ自体も他の鍋と比べると塩分は抑えられていますので、
妊娠中にはありがたい鍋と言えるでしょう。

また、スンドゥブにはネギや豚肉が入っていますが、
ビタミンB群が豊富に含まれているため、疲労回復効果が期待できます。

さらに、豆腐がメインであるスンドゥブはコレステロールの酸化を抑制する効果が期待できます。
悪玉コレステロールが高い方には特にお勧めと言えるでしょう。

まとめ

妊娠中のどの時期においてもスンドゥブは激辛でなければ
食べても構いません。
通常のスンドゥブならピリ辛程度ですので、何の問題もありません。
激辛を謳っているスンドゥブを食べると胃腸が弱くなったり、
痔のリスクを高めるだけでなく、下痢になる場合もあり、
ひどい下痢になると子宮が収縮されることもありますので、
妊娠中の激辛料理は控えるようにしてください。

生卵については、気にするか気にしないかによりますので、
心配な場合は、生卵を入れないようにしてください。

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