妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ショートケーキはどれくらい食べても良いのでしょうか?毎日食べても良いのでしょうか?
こちらでは妊娠中のショートケーキについて紹介致します。
妊娠中ショートケーキはどれくらい食べてもいいの?
妊娠中のおやつとして摂取しても良いカロリーは厚生労働省食事バランスガイドによると
200kcal以下が推奨されています。
ショートケーキ1個のカロリーが18cm型のケーキを8等分した場合、
1切れ当たり366kcalとなり、100gあたりのカロリーは343.9kcalとなっています。
ですので、ショートケーキを1切れ食べるとおやつとしてのカロリーを摂り過ぎてしまうことになります。
これがたまになら特に問題はないのですが、
毎日となるとカロリーの摂りすぎになる可能性が出てきます。
毎日食べてもいいの?
ショートケーキはカロリーが多いため毎日食べるのは控えた方が良いでしょう。
ただし、つわりでショートケーキしか食べられないと言う場合は、
食べられる時に食べられるものを食べられるだけ食べるというのが基本的な考えですので、
ひとまずカロリーのことは気にせず食べてもらって問題ありません。
つわりが終わり何でも食べられるようになれば、
栄養バランスやカロリー、塩分などを意識した食生活に戻してください。
食べるとしたら、1週間に1回程度食べるようにすると、
1週間以内に食事やおやつなどで調節できますので、
間隔をあけて食べる様にすると良いでしょう。
カロリーを摂りすぎるとどうなるの?
毎日ショートケーキを食べていると、
カロリーの摂りすぎになる可能性があるのですが、
普段の食事も普通に食べており、ショートケーキに清涼飲料などの生活を続けていると、
当然糖分の摂り過ぎになりますし、カロリーの摂りすぎにもなるかと思います。
そんな生活を続けていると肥満の原因や妊娠糖尿病の原因、妊娠高血圧症の原因になりますので、
なんでもそうですが摂りすぎには注意が必要です。
肥満になると、母体の影響としては、妊娠糖尿病や睡眠時無呼吸症候群、
心機能障害、妊娠高血圧症候群肝臓や腎臓の障害が生じることがありますし、
胎児の影響としては、不育症になる可能性が高まり、帝王切開率が上昇してしまいます。
また、出産時の創部感染症のリスクも増加します。
特に妊娠糖尿病になると、胎児も高血糖の状態となり巨大児や奇形児が生まれる可能性につながります。
参照:おおこうち内科クリニック
また、肥満になると妊娠高血圧症のリスクも高まりますので、
肥満にならないよう心がけてください。
ショートケーキを食べた日は清涼飲料を飲まないで
ショートケーキはカロリーが多いため、ショートケーキを食べた上で
清涼飲料を摂取すると明らかに糖類の摂りすぎに当たります。
1日にどのくらいの砂糖を摂取しても良いかというと
世界保健機関(WHO)ではこのように述べています。
成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるなら、更に健康効果は増大するという。
引用:食品安全委員会
となっており、WHOが推奨する量としては、1日の遊離糖類が50g未満としています。
なお、清涼飲料の種類にもよりますが、例えばコーラですと500mlあたり56g程度の糖類が含まれており、
カルピスでさえ、55g程度の糖類が含まれています。
ですので、ショートケーキを食べなかったとしても
清涼飲料は1日に500mlも飲まない方が良いことになります。
それに加えてショートケーキとなるとさらに糖類を28.59g程度摂取してしまいますので、
明らかに糖類の摂り過ぎになることがわかるかと思います。
ですので、ショートケーキを食べた日は、他に糖類の入った飲み物や食べ物は控えた方が良いでしょう。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもショートケーキは食べても良いですが、
1日1切れまでで毎日食べないことをおすすめします。
カロリーが多いため、毎日食べていると肥満になる可能性が出てきます。
ですので、1週間に1回程度でとどめておいた方が良いでしょう。
その他、清涼飲料にはたくさんの糖類が含まれていますので、
たまに飲むのは良いですが頻繁に飲むと太る可能性が出てきますので、
こちらも飲み過ぎには注意してください。