妊娠中は何かと気をつけないといけない時期ですが、
ヤクルト1000は飲んでも大丈夫なのでしょうか?
また、飲めるとしたら量はどれくらい大丈夫なのでしょうか?
こちらでは妊娠中のヤクルト1000について紹介致します。

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妊娠中ヤクルト1000は飲んでも大丈夫?妊娠初期やつわり時期は?


公式サイトを確認すると

ヤクルトの乳製品は、子ども(赤ちゃん、幼児等)もお飲みいただけます。また、妊婦や授乳期の女性がお飲みになっても基本的には問題ありません。

しかし、妊娠中は、身体の状態が通常とは異なるため、何か気になることがあれば、念のためお医者さまへのご相談をお願いします。

なお、「ヤクルト400W」、「Yakult(ヤクルト)1000」、「Y1000」、「BF-1」は、機能性表示食品であり、「本品は、疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を対象に開発された食品ではありません。」とパッケージ等にも記載してあるとおり、未成年者や妊産婦、病気の方を対象としていない商品です。

食品としてお飲みいただくことに安全上の問題はありません。

引用:Yakult

とありますので、基本的に飲んでも問題ないようです。

次にヤクルト1000の原材料を見てみましょう。

砂糖(国内製造)、脱脂粉乳、ぶどう糖果糖液糖、高果糖液糖/安定剤(大豆多糖類)、香料

引用:Yakult

となっており、主に糖類が多く含まれていますので、
飲み過ぎには注意と言ったところです。

カフェインのように注意しなければいけない成分は入っていませんので、妊娠中のどの時期でも飲むことは可能です。

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どのくらいの量飲んでもいいの?

ヤクルト1000は公式サイトによると1日1本を推奨しています。

では、糖類の観点から見てみると、
ヤクルト10001本(100ml)あたりに糖類は14.1g含まれています。

1日に糖類をどれくらい摂取していいのか見てみると、
世界保健機関(WHO)では、次のように述べています。

成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるなら、更に健康効果は増大する

引用:食品安全委員会

健康の増大を図るのであれば、1日の遊離糖類は25g以下に抑えなければなりませんが、
この数値は相当意識しないと実現出来ない数値なので、
こちらではWHOの推奨するエネルギー総摂取量の10%未満を用いて考えていきます。
となると、1日の遊離糖類摂取量は50g未満ということになります。
なお、遊離糖類というのは砂糖をはじめ、ショ糖、果糖、ぶどう糖、蜂蜜、果汁、シロップなどのことを指します。

ヤクルト1000には1本中に糖類が14.1g含まれていますので、
仮にヤクルト1000でしか遊離糖類を摂らないのだとしたら1日に3本まで飲める計算になります。

ただし、ヤクルト1000でしか遊離糖類を摂らないというのは難しいため、
1日3本も飲むと糖類の過剰摂取に当たる可能性があります。

飲み物もヤクルト1000とお茶などの糖類の含まれていないものだけなら良いですが、
ジュースなど清涼飲料等を飲むとやはり糖類の過剰摂取に当たる可能性があります。

では、ヤクルト1000を1日1本飲んだ場合はどうでしょうか?
おそらく大抵の人はおやつも食べるかと思います。
おやつに含まれている糖類の量を一部ですが見てみると、
ショートケーキ(100g)に砂糖32g程度
あんぱん(80g)に砂糖26g程度
大福(70g)に砂糖12g程度
シュークリーム(70g)に砂糖9.2g程度
プリン1個に砂糖16g程度
アイスキャンディー1本に砂糖16g程度
含まれています。
参照:いずみ中央歯科医院

このようになっています。
なお、コンビニで販売している洋菓子系のスイーツも1個あたり30g以上の糖類が含まれていることが多いです。

例えば、プリンやアイスなどを1つ食べると摂取する糖類は16gとなります。
そこにヤクルト1000を1本飲むと合計で30.1gの糖類を摂取することになります。

これだと、1日1本飲んでも問題なさそうですね。
ここに、さらにりんごなどの果物を1個摂取すると糖類の過剰摂取になる可能性があるため、
毎日のようにヤクルト1000とおやつと果物を摂取するということは避けた方が良いでしょう。

基本的にはヤクルト1000を1日1本飲んで、おやつを1回程度に抑えておけば問題はないかと思います。

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糖類の摂りすぎはどうなるの?

たまに糖類を過剰摂取したとしても特に問題はないのですが、
日常的に糖類を過剰摂取しているとママの肥満のリスクや高血圧のリスク、糖尿病のリスクなど生活習慣病のリスクが増大します。

さらに、砂糖の話にはなるのですが、日常的に過剰摂取しているとママの心臓病のリスクも増大するようです。
参照:アスゲン製薬株式会社

さらに、生まれてくる赤ちゃんにも影響する可能性があるようです。
呼吸ケアクリニック東京を見てみると、

縦断的な親子研究では、幼児期の糖摂取量とは無関係に、妊娠中の母体の遊離糖摂取量は子供が7〜9歳に達した時点での、アトピーとアトピー性喘息のリスクの高さと関係していた。

引用:呼吸ケアクリニック東京

と述べているので、砂糖を過剰摂取していると子供のアトピーや喘息に関係していたと言っているので、
これらの症状が出る可能性が高くなる可能性があるため、妊娠中に糖類を過剰摂取し続けることは控えた方が良いでしょう。

なお、菓子パンにも多量の砂糖が含まれていますので、日常的に摂取するのは控えた方が良いです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
妊娠中のどの時期にでもヤクルト1000は飲んでも構いませんが、
1本当たりに14.1gの糖類が含まれているため、1日に2本も3本も飲まないでください。

また、ヤクルト1000を飲んだ日はおやつを複数回摂取すると糖類の過剰摂取になる可能性があるため、
おやつは控えめに食べるように心がけた方が良いでしょう。

糖類を過剰摂取するとママの肥満などの原因になりますので、
日常的に糖類を過剰摂取する生活をしているのであれば、食生活を見直した方が良いでしょう。

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