妊娠中何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
キムチ鍋は食べても良いのでしょうか？注意点はあるのでしょうか？
こちらでは妊娠中のキムチ鍋について紹介致します。
妊娠中キムチ鍋は食べても良いの？
結論を言うと、激辛でなければキムチ鍋は食べても構いません。
ただし、辛い物に弱くキムチ鍋を食べると下痢をすると言う場合は、
辛いものを食べるのを控えてください。
キムチ鍋がピリ辛程度の辛さであれば、特に問題なく食べることができます。
激辛はなぜよくないのか？
妊娠中は辛いものを控えるように言われたりしますが、
その理由は、胃腸の働きが弱くなったり、抹消血管に作用してうっ血、充血、
痔になる可能性があるからです。
参照：母子健康手帳アプリ
これは辛さが増せば増すほど作用してしまうため、
一般的に激辛と言われているものは避けてください。
また、胃腸にダメージを受けてしまい、
下痢や胸焼けのリスクを高めてしまいます。
妊娠中に痔になると治療法はあるものの使える薬が限られてしまいますので、
妊娠中の激辛は避けた方が良いでしょう。
また、ひどい下痢になると子宮が収縮しますので、
流産などのリスクを高めてしまいます。
そういった意味でも、妊娠中の激辛は避けた方が良いです。
キムチは食べても大丈夫？
キムチ鍋に入れるキムチですが、加熱しますので
ぐつぐつと煮ているのであれば菌は死滅しますので問題なく食べることができます。
キムチは激辛の部類に入りませんので、キムチ程度の辛さであれば、
辛さの面においても問題なく食べることができます。
なお、キムチをそのまま食べることについてですが、日本で作られたキムチなら
食中毒の心配はいりませんが、海外で作られたキムチは、不衛生に作られることもあるため、
リステリア菌などの菌が存在する可能性がありますし、他の菌も繁殖していることもあるようなので、
海外で作られたキムチを食べる際はしっかりと加熱してから食べた方が安心でしょう。
キムチ鍋のメリットは？
キムチ鍋にはビタミンB類が豊富な豚肉をはじめ、キムチにネギ、きのこ類など
様々な具材が入ります。豚肉を食べることによりビタミン類が摂取出来る他、
タンパク質も摂り入れることができますし、キムチやその他の野菜、きのこ類からは
食物繊維を摂取することができます。
また、唐辛子にはカプサイシンが含まれていますので、
ちょうど良い辛さであれば食欲増進効果の他、血流をよくして冷え性改善効果が期待できます。
また、新陳代謝が活発になることでも知られています。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもキムチ鍋は食べても構いませんが、
食べたことによりお腹を壊すのであれば、辛いものは食べない方が良いでしょう。
そうでなければ、キムチ鍋程度の辛さであれば問題なく食べることができます。
ただし、激辛と呼ばれるものを食べると、腹痛下痢だけでなく
痔のリスクが高くなりますので、妊娠中は使える薬なども限られてきますので、
激辛と呼ばれるものは控えるようにしましょう。
キムチ鍋であれば、タンパク質やビタミン類、ミネラル類に食物繊維など
栄養が豊富に含まれていますし、鍋ですので結構簡単に準備もできるため
おすすめと言えるでしょう。
