妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
おでんは食べても良いのでしょうか?昆布のヨウ素なども気になります。
こちらでは妊娠中のおでんについて紹介致します。

スポンサーリンク

妊娠中おでんは食べても良いの?

おでん

結論から言うと妊娠中のどの時期であってもおでんを食べても構いません。
一定の物を過剰摂取などでなければ特に具材などを気にせず食べることができます。

ただし、昆布ばかりを多量に食べるようなことは控えてください。

昆布にはヨウ素が多く含まれており、毎日摂取しすぎると胎児に影響が出る場合があります。

昆布は毎日でなければ問題ない

昆布は毎日でなければ問題ありません。

1日程度多く摂り過ぎたからといって胎児に何か影響が出ることはないので心配しなくても良いです。

では、ヨウ素を毎日過剰に摂取していたらどうなるのかというと、
生まれてきた赤ちゃんに甲状腺機能低下が生じることが知られています。

妊娠中昆布だしは毎日摂取しても良いの?注意点は?

どれくらいの量食べても良いの?

量については一般常識的な範囲食べるのであれば問題ありません。
3食おでんを食べる、それも毎日となると塩分を摂り過ぎてしまいますので、
食べたとしても1日1食程度に抑えておきましょう。

1日2食おでんを食べるなどでも良いのですが毎日食べ続けるということは控えましょう。

おでんに含まれている塩分量はおでんのだし200mlあたり1.9gもの塩分が含まれており、
妊娠中の1日の塩分摂取目標量は厚生労働省によると6.5g未満にするように言っています。

ですので、おでんばかりを食べるとなると塩分の摂り過ぎになる可能性が出てきます。

おでんを食べる際はだしは飲まないようにした方が良いでしょう。

ヨウ素が気になる場合は昆布は入れないように

ヨウ素が気になる場合は、昆布巻きを入れなければだしにヨウ素がでてしまうということはなくなりますので、
昆布を入れずにおでんを作られると良いでしょう。

とはいえ、毎日おでんを食べるわけではありませんから、
そこまで気にする必要はありませんが。

おすすめの具材は?

 

満遍なく様々な具材を食べると良いのですが、
その中でもおすすめするのであれば、
タンパク質を摂取していきたいので、


牛すじ
厚揚げ

あたりがおすすめになります。

次に食物繊維を摂取することで腸内環境を整えたいので、
おすすめの具材としては

こんにゃく
しらたき
大根

などがおすすめとなります。

練り製品は塩分が高め

はんぺん、ごぼう巻き、ちくわ、ちくわぶ、ソーセージ、さつま揚げなどの練り製品は
塩分が多く含まれていますので、そればかりを食べるというのは控えた方が良いでしょう。

ほどほどに食べるようにしましょう。

塩分を摂り過ぎるとどうなるの?

1日程度塩分を多く摂取したとしても問題にはならないのですが、
日常的に塩分を摂り過ぎていると、むくみがひどくなったり、
高血圧のリスクを高めたり、
赤ちゃんを育てるための体内のバランスがくずれやすくなります。
参照:エレビット

妊娠高血圧症候群になると胎盤に送られる血液量が減少して、赤ちゃんに酸素や栄養がうまく行き渡らなくなる可能性を高め、
その結果、赤ちゃんの発育不全や機能不全を引き起こす可能性が高まったりします。
参照:HOW TO MARRY

塩分を摂り過ぎている場合の対処法は?

食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。

カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg

ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg

干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg

このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。

つわり時期でおでんしか食べられない場合は?

つわり時期でおでんしか食べられない場合は、
つわり時期の考え方としては食べられる物を食べられる時に食べられるだけ食べるというのが
基本的な考え方ですので、食べられる時に食べられるだけ食べるようにしましょう。

幸い、おでんは様々な具材が入っており栄養も豊富なため
食べづわりであってもおでんばかり食べていても塩分の摂り過ぎは気になりますが、
あまり問題にはならないでしょう。

ただし、つわりが終わり何でも食べられるようになったら
栄養やカロリー、塩分のことを意識した食生活に戻すようにしてください。

ゼクシィBABYのメルマガ!有益な情報がいっぱい!

まとめ

妊娠中のどの時期でもおでんは食べても構いませんが、
塩分が多いため、だしは飲み過ぎないように注意してください。

また、はんぺんやさつま揚げ、ちくわなどの練り製品は塩分が多く含まれていますので、
食べ過ぎないように注意してください。

そして、昆布ですがヨウ素が豊富に含まれているため、
過剰に摂取しないようにしましょう。

おでんで1つ2つ昆布を食べる程度では問題はありませんし、
毎日でなければだしにしみ出たヨウ素も気にしなくて構いません。

おでんには卵や厚揚げなどのタンパク質から
大根やこんにゃく、しらたきなどの食物繊維も豊富に摂取できるため、
寒い時期には特におすすめの食べ物になります。

コンビニにもおでんが販売されており
手軽におでんは食べられますので、定期的におでんを食べるのも悪くないでしょう。

妊娠中に保険に加入した方が良い理由!学資保険は必須?

スポンサーリンク