妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
チョコミントは食べても良いのでしょうか?子宮収縮が気になるところです。
こちらでは妊娠中のチョコミントについて紹介致します。
妊娠中チョコミントは食べても良いの?
チョコミントは妊娠中のどの時期においても食べても構いません。
チョコミント飲料であれば飲んでも構いません。
ただし、食べ過ぎ飲み過ぎはカロリー過多や糖類の摂りすぎになりますので、注意してください。
ミントには子宮収縮作用があるのですが、
アロマなどの精油でないので、食べる分において飲む分においては胎児に影響はありません。
子宮はミントを摂取しなくても収縮を繰り返していますので、ちょっと摂取したからといって
大きく収縮して流産になるということはないので心配いりません。
東邦大学医療センター大森病院では、ミントはつわりを軽減する働きが期待できるため(エビデンスはありません)、
ミントやジンジャーをを含めたハーブティーの摂取提案を行なっているほどです。
ただし、ミントを大量摂取するのは子宮収縮作用や胎児に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要と言ってます。
参照:東邦大学
ですので、多量でなければ問題ありません。
ましてやチョコミントに含まれるミントは少量ですので問題はありません。
どれくらい摂取しても良いの?
例えば、チョコミントアイスの場合だと、1個あたり大きさにもよりますが
サーティワンの場合だとスモールで154kcalとなっています。
妊娠中の1日のおやつの量は厚生労働省の食事バランスガイドによると200kcalとなっていますので、
チョコミントアイスは1日に1個食べることができます。
チョコミントドリンクの場合、これも種類によって異なりますが
ファミマのチョコミントドリンクだと1本あたり173kcalですので、
こちらをおやつとする場合、1本飲むことができます。
摂取しすぎるとどうなるの?
チョコミントを摂取しすぎるとミントの作用よりも糖類の摂りすぎの方が心配です。
糖類を摂り過ぎるとカロリー摂取量が多くなり、肥満になる可能性があります。
肥満になると妊娠糖尿病や妊娠高血圧症のリスクが高まりますので、注意が必要です。
つわり時期でチョコミントしか摂取出来ない場合は?
つわり時期でチョコミントしか摂取できないと言う場合、
つわり時期の考え方としては食べられるものを食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方ですので、食べられる物飲める物を摂取出来るときに摂取しましょう。
チョコミントしか摂取していないから胎児に影響がないか心配という方もおられると思いますが、
胎児はママの蓄えた栄養をしっかりと吸収して成長していきますので心配する必要はありません。
また、先ほども書きましたがチョコミントに入っているミントの量程度では
子宮収縮などによる胎児への影響はありませんので、こちらも心配する必要はありません。
ただし、アロマなどで使用するミントの精油は使用しないでください。
つわり時期は食前に摂取すると良い
つわりを軽減するというエビデンスはないものの、
東邦大学では食前にジンジャーとミントを含めたハーブティーを摂取して
つわりが軽減したという症例があるようです。
参照:東邦大学
ですので、つわりが大変な場合は食前にチョコミントを摂取するのも良いかもしれません。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもチョコミントは摂取しても構いません。
ミントには子宮収縮作用があるのですが、多量に摂取しないと胎児には影響は出ないので、
チョコミントに含まれるミント程度は問題にはなりません。
ただし、チョコミント系の食べ物飲み物はカロリーが多いため
多量に摂取するとカロリー過多になり肥満の原因になりますので、
摂取はほどほどにしておいてください。