妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
キムチは食べても良いのでしょうか?また、注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のキムチについて紹介致します。

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妊娠中キムチは食べても良いの?

キムチ

妊娠中のどの時期においてもキムチを食べても問題ありません。
妊娠中は辛いモノが良くないと言われますが、キムチのピリ辛程度の辛さなら特に問題ありません。

ただし、食べるのは日本産のキムチだけにしておいた方が無難です。

なぜ日本産のキムチじゃないとダメなのか?

日本産のキムチは徹底的な検査を経て市場に出回りますので、
ウイルスや菌が存在しない状態(厳しい基準をクリアしたもの)で販売されています。

ところが、海外産のキムチは以前民主党政権時代に
韓国の輸入に検疫免除で輸入されるという時期があり、
今も続いているのかはわかりませんが、日本の基準以上の菌が存在する可能性があるため、
妊娠中は特に外国産のキムチは食べないに超したことはありません。
参照:民主党政権3年3ヶ月の研究

また、カナダに輸出された韓国キムチからO157食中毒が発生していることから、
外国産のキムチは危ないと判断します。
参照:食品微生物学(検査と制御方法)

注意点はあるの?

キムチは漬物になりますので、塩分が多めに含まれています。
100gあたり2.9gの塩分が含まれており、1食分(約40g)あたり1.2gの塩分が含まれています。

妊娠中の1日に摂取しても良い塩分量は厚生労働省を見ると6.5g未満にするように言われていますので、
例えば、キムチを毎食食べるとそれだけで塩分を3.6gも摂取してしまうことになります。

他のおかずなどにも塩分は含まれていますので、合わせると6.5g未満という数値を
越える可能性が高いため、キムチは毎食食べない方が良いです。
食べるとしたら、1日1食分程度で抑えておいた方が無難でしょう。

なお、つわり時期でキムチしか食べられないという場合は、
食べられる時に食べられるだけ食べるというのが基本的な考え方ですので、
ひとまず塩分量のことは気にせず食べてもらって構いません。
ただし、つわりが終わり何でも食べられるようになったら、
カロリーや栄養バランス、塩分量などを意識した食生活に戻すようにしてください。

次に、キムチを冷蔵保存しておき、古くなったものは
菌が繁殖している可能性がありますので、
その場合、キムチチャーハンや豚キムチ、キムチ鍋などキムチを加熱(中心部が75℃以上で1分以上加熱)することにより、
菌は死滅しますので、古くなったキムチは加熱するようにしましょう。

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塩分を摂り過ぎるとどうなるの?

塩

たまに塩分を過剰摂取したとしても特に問題にはならないのですが、
日常的に過剰摂取していると、
妊娠中はむくみやすいのですが、そのむくみがさらにひどくなったり、
高血圧のリスクを高めたり、
赤ちゃんを育てるための体内のバランスがくずれやすくなります。
参照:エレビット

妊娠高血圧症候群になると胎盤に送られる血液量が減少して、赤ちゃんに酸素や栄養がうまく行き渡らなくなる可能性を高め、
その結果、赤ちゃんの発育不全や機能不全を引き起こす可能性が高まったりします。
参照:HOW TO MARRY

塩分を摂り過ぎている場合の対処法は?

人参

食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。

カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg

ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg

干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg

このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。

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辛すぎるものを食べるとどうなるの?

妊娠中は辛いモノを控えるように言われたりしますが、
その理由は、胃腸の働きが弱くなったり、抹消血管に作用してうっ血、充血、
痔になる可能性があるからです。
参照:母子健康手帳アプリ

人によっては辛すぎるものを食べると下痢をするという人もいますので、
ひどい下痢になると子宮収縮にも繋がりますので、辛すぎるものは控えるように言われています。

キムチのピリ辛程度のものなら特に問題はありませんので、
心配することはありません。

まとめ

妊娠中のどの時期においてもキムチは食べても構いませんが、
日本産のキムチを食べるようにして、外国産のキムチは控えるようにしてください。

また、キムチには塩分が結構含まれていますので、
毎食1食分食べると、それだけで3.6gもの塩分を摂取することになり、
塩分の摂り過ぎになる可能性が出てきますので、
食べるなら1日1食分程度に抑えておいた方が良いでしょう。

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