オムライスは一般的なものはチキンライスを卵で包んだ物になりますが、
これは子供は何歳からいつから食べても良いのでしょうか?
こちらでは子供とオムライスについて紹介致します。

スポンサーリンク

オムライスは子供は何歳からいつから食べても良いの?

オムライス

オムライスで気になるのは塩分量です。
オムライスの塩分を見てみると、
1人前489.5g(789kcal)あたり3.52gの塩分が含まれており、
1~2歳の子供の1食のカロリーは300kcal、
3~5歳は400kcalとなっていますので、
これに合わせて考えるとオムライスは245g程度与える、
あるいは200g程度与えるとカロリー的にはちょうど良い食事になる分の塩分量は1.4g程度となります。

1~2歳の塩分量は1食あたり0.5g未満、3~5歳で1g未満となりますので、
通常のオムライスだと塩分の摂り過ぎになってしまいます。

ですので、塩分を減らした薄味にしたオムライスを与える必要があり
この場合だと離乳食が終わりパクパク期が始まる1歳~1歳半くらいから
与えることができます。

塩分を減らすにはケチャップの量を減らす必要があり、
ケチャップは大さじ1杯で0.6gの塩分が含まれており、
小さじ1杯あたり0.2gの塩分が含まれています。

ですので、1~2歳では小さじ2杯分のケチャップを使用して
オムライスを作ると塩分的には問題のない量になり、
3~5歳ですと大さじ1杯から大さじ1杯と小さじ1杯程度の量なら
塩分の問題がなくなります。

チキンライスにケチャップを結構使いますので、
オムライスの上にケチャップは付けない方が良いでしょう。

もし、オムライスの上にケチャップを付けるのであれば、
その分チキンライスに入れるケチャップの量を減らしてください。

どれくらいの量与えても良いの?

1~2歳の1食のカロリーは300kcalですので、
ご飯100g程度に卵1個分(80kcal)でオムライスを作ると約240kcal程度になりますので、
ここにサラダを付け足すとちょうど良い食事となります。

3~5歳の場合は、ご飯を100~150gにして卵を2個分、
サラダを付け加えてちょうど良い食事となります。

与える時の注意点は?

与える時の注意点として1歳など小さい場合は、
チキンライスの中に入れる鶏肉を出来るだけ細かく刻んで
オムライスを作るとよいでしょう。

喉に詰めたらいけませんので、ゆっくりと一口ずつしっかりと噛んで食べるように促してください。

また、オムライスの卵と言えば半熟であることが多いですが、
1歳児に与える場合、まだ免疫機能が発達途中であるため、
与える場合は卵に完全に火を通した物を与えるようにしてください。

アレルギーに注意して

オムライスのアレルゲンを見てみると、
鶏肉、卵、乳成分となります。

食物アレルギーを持っている場合は、
そのアレルギー成分が入っていないか確認の上与えるようにしましょう。

食べ終わったら虫歯予防をしよう

オムライスにはご飯が使われており、ご飯は炭水化物となります。
炭水化物は唾液によりぶどう糖へと分解されます。

ぶどう糖は虫歯菌の餌となり放置していると
菌が増殖して虫歯のリスクが高くなりますので、
食べ終わったら歯磨きを行なうようにしましょう。

歯磨きが難しいようならうがいだけでも行なうようにしましょう。

まとめ

通常のオムライスだと子供に与えると塩分の摂り過ぎになってしまうため、
子供用にケチャップの量を減らして作ってあげてください。

ケチャップライスではなく無塩バターでバターライスを作ると塩分を軽減することができます。
オムライスの上にケチャップをかける場合は、塩分量に注意してケチャップライスに使うケチャップを
さらに減らして調節してください。

そうすることにより、離乳食が終わりパクパク期に入る1歳から1歳半あたりから
オムライスは与えることができます。

スポンサーリンク