妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
卵スープは飲んでも良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中の卵スープについて紹介致します。
妊娠中卵スープは飲んでも良いの?
結論から言うと妊娠中のどの時期においてもつわり時期でも
卵スープは飲んでも構いません。
ただし、飲み過ぎると塩分の摂り過ぎになる可能性があるため、
飲み過ぎには注意してください。
どのくらいの量飲んでも良いの?
卵スープのカロリーと塩分量を見てみましょう。
1人前(1杯)あたりカロリーは29kcal
塩分は0.7gとなっています。
参照:味の素
1日の塩分量は厚生労働省によると
18歳以上の女性は6.5g未満と定められています。
ですので、卵スープは飲んだとしても1日2杯程度にとどめておいた方が良いでしょう。
なお、味噌汁は1杯あたり1.2g程度の塩分が含まれていますので、
卵スープ2杯だと味噌汁を1杯飲んだような感じになります。
注意点はあるの?
インスタントの卵スープであれば、卵にしっかりと火が通っていますので、
問題はないのですが、手作り卵スープの場合、
卵が半熟になる可能性があります。
使用する卵が古い場合、しっかりと火が通っていない状態のものを摂取すると
サルモネラ菌などによる食中毒になる可能性がありますので、
自宅で作る場合は、しっかりと火を通すようにしましょう。
なお、中心部が75℃以上で1分以上加熱すれば、
サルモネラなどの菌は死滅します。
つわりで卵スープしか飲めない場合は?
つわり時期の考え方としては摂取出来るものを摂取出来るときに摂取する
というのが基本的な考え方となっていますので、
食べれる時に卵スープを食べると良いでしょう。
卵スープしか飲めないということは、卵スープからしか
栄養を摂取できないということですので、
過剰でなければ、量については気にする必要はないでしょう。
卵スープしか飲んでいなくてお腹の赤ちゃんが心配になるかもしれませんが、
赤ちゃんはママが元々蓄えている栄養をしっかりと吸収して成長しますので、
心配する必要はありません。
つわりが終わり何でも食べられるようになったら、
栄養やカロリー、塩分のことを意識した食生活に戻すようにしましょう。
まとめ
妊娠中のどの時期においても卵スープは飲んでも構いません。
飲む量としては目安として1日に2杯まで。
毎食飲んでも構いませんが、他から摂取する塩分は控えめにしましょう。
手作り卵スープの場合は、卵にしっかりと火を通すようにしてください。
卵が新鮮であれば、半熟であってもほぼ問題にはなりませんが、
古い卵を使用した場合はしっかりと火を通さないと食中毒になる可能性があります。