妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
キットカットは食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のキットカットについて紹介致します。

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妊娠中キットカットは食べても良いの?

キットカット

結論から言うと妊娠中のどの時期においてもアルコールが含まれていなければ
どの種類のキットカットも食べて構いません。
キットカット日本酒味や梅酒味などにアルコールが含まれています。

ただしキットカットのカカオ72%は食べ過ぎるとポリフェノールの摂りすぎになる可能性があるため、
特に妊娠後期には控えた方が良いでしょう。
その理由については後述します。

どれくらいの量食べても良いの?

妊娠中の1日のおやつの量は厚生労働省の食事バランスガイドによると
200kcal以下と定められています。

キットカットのカロリーを見てみると、
1枚62kcalとなっていますので、
キットカットのみをおやつとするのであれば、
3枚は食べられると言う計算になります。

この中にジュースは含まれていませんので、
ジュースもおやつに入れる場合は、
ジュースは100mlあたり40~50kcal程度ありますので、
200ml飲むのであればキットカットは2枚でとどめておいた方が良いでしょう。

抹茶味も食べても良いの?

そもそもチョコレートにもカフェインは含まれていますが、
抹茶にも含まれており、キットカットの抹茶味にどの程度のカフェインが
含まれているかはわかりませんが、妊娠中は1日にコーヒーであれば1~2杯程度(カフェイン200mg)は
飲んでも問題ないと言われていますので、キットカットに含まれるカフェイン量は
全く問題になりません。

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妊娠後期にポリフェノールの摂りすぎはなぜ良くないのか?

ポリフェノールを過剰摂取すると
胎児動脈管早期収縮を起こす可能性があります。
極めて稀なケースではありますが、胎児が心不全になったという報告もあるため、
ポリフェノールの過剰摂取には注意しなければなりません。
参照:うしじまクリニック

胎児動脈管早期収縮とは?

胎児動脈管早期収縮とは胎児だけが持つ動脈管が収縮して閉塞する症状で、
通常は出生後に閉じる動脈管ですが、出生前においても動脈管が狭くなったり閉じたりすることがあります。
ポリフェノールを多量に摂取することで動脈管が早期に閉鎖する可能性があり、
胎児の動脈管が早期に閉じると肺への血流が増加し、
その結果、肺や心臓への負担が増して、胎児の命の危険に関わることがあるのです。
参照:健達ねっと

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ポリフェノールはどれくらいで摂り過ぎになるの?

ポリフェノールの過剰摂取はどこからが過剰なのかという明確な基準は今のところありませんが、
毎日500~1000mgのポリフェノールをとっていた症例が多いと報告されています。

ポイントとしてはたまに摂りすぎているのではなく、毎日摂りすぎているというところがポイントになります。

キットカットのカカオ72%にどのくらいのポリフェノールが含まれているのかはわかりませんが、
カカオ72%程度のチョコレートには1枚127mgのポリフェノールが含まれています。
これを毎日4枚以上食べているとポリフェノールを500mg以上摂取することになりますので、
症例が多い数値まで摂取することになります。

なお、ルイボスティーにもポリフェノールが含まれていますので飲み過ぎには注意してください。

妊娠中チョコレートはちょっと待って!ポリフェノールに注意が必要?

まとめ

妊娠中のどの時期であってもキットカットは食べても構いませんが、
日本酒味や梅酒味にはアルコールが含まれていますので、控えた方が良いでしょう。
知らずに食べたとしてもアルコールは微量ですので胎児に影響が出ることはまずないでしょう。
推奨しているわけではありません。

また、カカオ72%のキットカットは通常のチョコレートと比べて
ポリフェノールが多く含まれていますので、妊娠後期には念のため控えた方が良いでしょう。

キットカット全般に言えることですが、
毎日食べ過ぎていると肥満になる可能性がありますので注意してください。
肥満になると妊娠糖尿病や妊娠高血圧症のリスクが高くなります。

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