妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
紅しょうがは食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中の紅しょうがについて紹介致します。
妊娠中紅しょうがは食べても良いの?
結論から言うと妊娠中のどの時期においてもつわり時期でも
紅しょうがは食べて構いません。
食物繊維が豊富ですので、むしろおすすめの食材と言えます。
紅しょうがの効果は?
紅しょうがは生のまま加工されるため、ジンゲロールの効能を期待することができます。
ジンゲロンはジンゲロールが過熱によって変化した成分になります。
生姜の香りの素となる成分で脂肪燃焼を促進したり、
発汗を促す作用があり、また内臓機能を活性化させ、免疫力を高める働きがあります。
参照:リアルボディ仙台長町
妊娠中は免疫力が低下しますので、免疫力を高める働きは非常にありがたいです。
紅しょうがには食物繊維が豊富に含まれていますので、
便秘の解消や予防にも役立ちます。
食べすぎには注意が必要
紅しょうがには多くの塩分が使用されています。
食べ過ぎると塩分の摂り過ぎになる可能性がありますので、
食べ過ぎには注意が必要です。
1回や2回塩分を摂り過ぎたからといって何か起こるわけではありませんが、
日常的に塩分を摂り過ぎていると、むくみの原因になりますし、
妊娠高血圧症のリスクを高めてしまいます。
妊娠高血圧症になるとどうなるの?
妊娠高血圧症候群になると胎盤に送られる血液量が減少して、赤ちゃんに酸素や栄養がうまく行き渡らなくなる可能性を高め、
その結果、赤ちゃんの発育不全や機能不全を引き起こす可能性が高まったりします。
参照:HOW TO MARRY
塩分を摂り過ぎている時の対処法は?
食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。
カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg
ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg
干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg
このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。
紅しょうがの栄養は?
紅しょうがの栄養を見てみると1パック(300g)あたり
エネルギー 45kcal
タンパク質 0.9g
脂質 0.6g
炭水化物 11.7g
ビタミンE 0.3mg
ビタミンB2 0.03mg
ナイアシン 0.3mg
葉酸 3μg
ビオチン 0.6μg
ナトリウム 6600mg
カリウム 75mg
カルシウム 66mg
マグネシウム 18mg
リン 15mg
鉄 0.6mg
銅 0.06mg
マンガン 1.23mg
クロム 6μg
食塩相当量 16.8g
食物繊維総量 6.6g
このようになっています。
参照:カロリーSlism
この中で多い栄養としてはマンガンくらいで
他の栄養はあまり含まれていません。
唯一健康に良い成分としては、食物繊維になります。
ただし、塩分が多いため食べるとしても
牛丼に乗せたり、お好み焼きやたこ焼きに入れたり、紅しょうがの天ぷらを1枚食べたりする程度で
とどめておいた方が良いでしょう。
まとめ
妊娠中のどの時期においても紅しょうがは食べても構いませんが、
食べ過ぎると胃が荒れてしまったり、塩分の摂り過ぎになる可能性がありますので、
食べ過ぎには注意してください。
食べるとしても紅しょうがだけをバクバク食べるのではなく、
牛丼に乗せたり、お好み焼きやたこ焼きの中に入れたりする程度で、
味にアクセントを付けるという感じで食べると良いでしょう。