妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
チョコパイは食べても良いのでしょうか?中に入っている洋酒のアルコールが心配です。
こちらでは妊娠中のチョコパイについて紹介致します。
妊娠中チョコパイは食べても良いの?アルコールは大丈夫?
チョコパイには原材料に洋酒が含まれており、
味も結構お酒の味がしますが、結論を言うと妊娠中のどの時期においてもチョコパイは食べても問題ありません。
チョコパイには洋酒が使われていますが、製造工程でアルコールが飛んでいるか
風味付けのために極微量のアルコールが含まれているだけなので、
注意書きにも子供や未成年、妊娠中や授乳中と言った注意がされていません。
これはアルコールが1%以上であれば記載する義務があるのですが、
記載がないのでチョコパイに含まれているアルコールは1%未満ということになります。
ですのでアルコールを飛ばして風味だけが残っている状態か
1%未満のアルコールが残っている状態といえます。
この程度の量であれば、例えお酒の味がしたとしても妊娠中に食べても何の問題もありません。もちろん胎児にも影響はありません。
もし心配であれば、あえて食べなければいけないものでもないので、控えるようにすると良いでしょう。
チョコパイの糖類は大丈夫?
チョコパイはチョコレートでコーティングされており、中にも糖類がたくさん使われています。お酒のことを心配するより、この糖類の方を心配しなければいけません。
チョコパイ1個の糖質の量を見てみると、16.2gの糖類が含まれています。
1~2個程度だと、糖類の摂りすぎにはなりませんが、2個食べてしまうとカロリーの摂り過ぎに当たる可能性があります。
なお、一緒に清涼飲料を飲まれる方は要注意です。
清涼飲料の糖類量は種類によって異なりますが、
カルピスウォーターで500mlで55g程度の糖類が含まれています。
WHOでは総摂取カロリーの10%までで遊離糖類の摂取を抑えるように言っており、
この量は50g程度になりますので、清涼飲料をペットボトル1本飲んだだけで
糖類の摂りすぎに当たってしまいますので、注意してください。
たまに糖類を摂り過ぎたとしても問題にはならないのですが、
毎日清涼飲料を1本飲んでいると肥満になる確率は非常に高くなります。
どれくらいの量食べても良いの?
妊娠中のおやつの量は厚生労働省の食事バランスガイドによると
200kcal以下が望ましいとされています。
チョコパイのカロリーを見てみると、
1個31gあたり157kcalとなっています。
ですので、量としてはチョコパイを1個食べるとおやつとしてはちょうど良い量になります。
そこに清涼飲料を加えてしまうと、カロリーの摂りすぎに当たってしまいます。
例えばカルピスウォーターを500ml(ペットボトル1本)飲むだけでも、
230kcal摂取してしまうことになります。
ですので、清涼飲料の飲み過ぎには注意してください。
食べすぎるとどうなるの?
チョコパイなどのおやつを食べ過ぎるとカロリー過多になる恐れがあり、
そのような生活を送っていると肥満のリスクが高くなりますし、
肥満になると妊娠糖尿病や妊娠高血圧症のリスクが高くなってしまいます。
ですので、カロリーの摂りすぎには注意してください。
つわりでチョコパイしか食べられない場合は?
つわり時期でチョコパイしか食べられないと言う場合、
つわり時期の考え方としては食べられる物を食べられる時に食べられるだけ食べるというのが基本的な考え方になっていますので、
この時期は栄養やカロリーのことは気にせずに食べられるものを食べるようにすると良いです。
栄養が偏ってしまい胎児に影響がないか心配になるかと思いますが、
胎児はママの蓄えている栄養をしっかりと吸収して成長していきますので心配する必要はありません。
ただし、つわりが終わり何でも食べられるようになったら
栄養やカロリーのことを意識した食生活に戻すようにしてください。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもチョコパイは食べて問題ありませんが、
食べ過ぎるとカロリーの摂りすぎになり肥満の原因になりますので、食べ過ぎには注意してください。
なお、原材料に洋酒が入っていますが、風味付けに洋酒を使用しているだけで、
製造工程でアルコールを飛ばしているか、残っていたとしても全体量の1%未満ですので、
これくらいの量であれば胎児に影響はありませんので、心配する必要はないです。
もし、心配なようでしたらわざわざ食べなくても良いものなので、次から避けると良いでしょう。