妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
コールスローサラダは食べても良いのでしょうか?リステリア菌は大丈夫なのでしょうか?
こちらでは妊娠中のコールスローサラダについて紹介致します。

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妊娠中コールスローサラダは食べても良いの?

コールスローサラダ

結論を言うと、日本で作られたコールスローサラダは
食品衛生法の厳しい規定をクリアしておりますので、
食べても問題ないです。

原材料を見ても、
キャベツ、人参、コーン、マヨネーズ、酢、砂糖、塩、こしょう
となっており、この中に妊娠中に注意しなければいけない原材料は含まれていません。

サラダはお勧めしないと書かれているサイトもありますが、
しっかりと水道水で野菜を洗えば、サラダは問題なく食べることができますので、
このように書かれているサイトは意識しすぎです。
これだとプチトマトやトマトも食べられなくなりますので・・・

ではなぜコールスローサラダが危険視されているのか?

これは1980年代に欧米諸国でコールスローサラダによるリステリア菌による
集団食中毒の発生が相次いだためになります。

具体的には1981年3月から8月にかけてMaritime地方で34名の新生児と7名の成人が発症し、
15名の新生児と2名の成人が死亡しております。

これには、原因があり
リステリア症で死亡した羊の糞便が肥料として散布されていたのが原因とされています。
参照:アサマ化成

ただ、それだけではなく、おそらくキャベツをしっかりと洗っていないことも原因となっていると思われます。

リステリア菌はどこにでも存在する菌ですが、
流水でしっかりと洗浄すればリステリア菌は流れ落ちますので、
欧米諸国の集団食中毒については衛生的に問題があったとも考えられます。

日本のコールスローサラダは問題なく食べられる

先ほども書きましたが、日本の衛生法は諸外国と比べて
非常に厳しいものになっていますので、
まずリステリア症になることはありません。

日本ではここ何十年もコールスローサラダが原因でリステリア菌の食中毒が発生したという情報はありません。

厚生労働省でもリステリアの食中毒の報告がないため、
ましてやコールスローサラダにおいては、まず大丈夫です。
参照:厚生労働省

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コールスローサラダは栄養が豊富

コールスローサラダは、ビタミンCをはじめ、ビタミンK、ビタミンE、葉酸などの栄養が豊富に含まれており、
食物繊維は100gあたり1.52g含まれています。

マヨネーズを入れている分、他のサラダと比べて脂質は多少多くなりますが、
メインとしてコールスローサラダを食べるわけではないので、
そこまで気にする必要はありません。

また、キャベツや人参を使用していますので、カリウムも豊富に含まれており、
カリウムは体内の塩分を排出する働きがあるため、
塩分量を非妊娠時よりも制限されている妊娠中にはありがたい成分となります。

まとめ

欧米諸国では1980年代にリステリア菌の集団食中毒が発生しており、
そのためコールスローサラダが危険視されたりもしますが、
日本においては、問題なく食べることができます。

例え、自宅でコールスローサラダを作るとしても、
野菜はしっかりと洗えば問題ありませんので、
生野菜に関してはそこまで過剰に意識する必要はありません。

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