妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
シャインマスカットは1日何粒まで食べても良いのでしょうか?また注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のシャインマスカットについて紹介致します。

スポンサーリンク

妊娠中シャインマスカットは1日何粒まで?

シャインマスカット

一般的に言われている摂取量は、妊娠中は1日に10~15粒程度と言われています。
これは巨峰と同じ量になります。

シャインマスカットは可食部100gあたりのカロリーは69kcalとなっており、
1粒の重さは8.8g程度ですので、100gですと11粒ちょっとになります。

カロリーだけで見ると、妊娠中の1日のおやつの摂取量は
厚生労働省の食事バランスガイドによると200kcal以下となっていますので、
250g程度は食べられるという計算になり、1房は300g程度ですので、
1房弱は食べることができるのですが、これはあくまでもカロリーだけの話で、
シャインマスカットにはカリウムなどが含まれていますので、
食べ過ぎると身体が冷える可能性があります。

ですので、1日の摂取目安量は10~15粒程度が良いでしょう。

つわり時期の場合は?

つわり時期でシャインマスカットなら食べられるという場合、
つわり時の考え方としては、食べられるものを食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方ですので、つわり時期はカロリーや栄養などは気にせず
食べられる物を食べるようにしましょう。

つわりが終わり何でも食べられるようになれば、
栄養やカロリーなどを意識した食生活に戻してください。

なお、つわり時期でシャインマスカットしか食べられなかったとしても
赤ちゃんはママから蓄えた栄養をしっかりと吸収しますので、
栄養の心配はする必要はありません。

シャインマスカットの栄養は?

シャインマスカットの栄養はこれと言って際立ったものはありませんが、
皮まで食べられるため、食物繊維や水溶性ビタミンの葉酸がより多く摂取することができます。

食物繊維は便秘を予防してくれますし、
葉酸は妊娠初期には特に神経管閉鎖障害の発症リスクを軽減できると言われていますので、
葉酸がしっかりと摂取できるのはありがたいです。

その他の栄養については通常のぶどうとほぼ同じような感じになっており、
可食部100gあたりのカリウム量は260mg程度となります。

カリウムは体内の塩分を体外に排出する作用がありますので、
妊娠中は妊娠高血圧症などの症状がありますので、
この効果はうれしいです。

なお、カリウムには利尿作用があるため、
摂りすぎるとトイレが近くなる他、排尿の際に身体の熱も一緒に排出されますので、
身体が冷えることがあります。

ですので、食べ過ぎには注意してください。

シャインマスカットはトキソプラズマは大丈夫?

トキソプラズマは猫の糞を媒介としますので、
シャインマスカットの木あたりで猫が糞をしない限り問題ありませんし、
マスカットは木に果実が実るため、基本的にトキソプラズマの心配はありません。

シャインマスカットはリステリア菌は大丈夫?

リステリア菌はシャインマスカットの皮に存在する可能性はありますが、
食べる前にしっかりと洗えば特に問題はありません。

万が一洗わずに食べたとしてもリステリア菌の食中毒になる確率は
極めて稀ですので、あまり気にする必要はありません。

シャインマスカットのポリフェノールは?

シャインマスカットの皮にはレスベラトロールというポリフェノールの一種の成分が含まれています。
ポリフェノールは強い抗酸化作用があり、肌の細胞の酸化などを防ぐ働きがあります。

なお、シャインマスカットのポリフェノール含有量は皮には100gあたり21mg、果肉には13mg含まれています。
参照:上毛新聞社

なお、ポリフェノールはある程度必要な成分なのですが、
妊娠中に過剰に摂取し続けると胎児動脈管早期収縮を起こす可能性があります。

その発症例としては、毎日ポリフェノールを500~1000mg摂取し続けた妊婦にこの症状が現れたというケースがありますので、
妊娠中は日常的に500g以上のポリフェノールは摂取しないようにしましょう。
参照:健達ねっと

シャインマスカットにはあまりポリフェノールは含まれていませんので、
その点については心配する必要はないのですが、
ブルーベリーやコーヒー、高カカオチョコレート、緑茶、ルイボスティーなどに
ポリフェノールは多く含まれていますので、過剰摂取は控えるようにしましょう。

まとめ

妊娠中にシャインマスカットはつわり時以外は、
1日に10~15粒程度を目安に食べると良いでしょう。

食べ過ぎると、トイレが近くなるだけでなく
身体が冷える可能性がありますので、食べ過ぎには注意してください。

なお、10~15粒程度であれば毎日のおやつとして食べたり、
食後のデザートとして食べると健康に良いです。

おすすめ

妊娠中に保険の見直しや加入をすおすすめする理由とは?

スポンサーリンク