妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
大根おろしは食べても良いのでしょうか?大根おろしの辛さは大丈夫なのでしょうか?
こちらでは妊娠中の大根おろしについて紹介致します。

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妊娠中大根おろしは食べても良いの?

大根おろし

結論から言うと妊娠中のどの時期であっても大根おろしは食べても構いません。
大根おろしの辛さも特に影響はなく食べても構いません。

大根には消化を促進する複数の酵素が含まれており、胃もたれの緩和に役立ちますので、
つわり時期などにもおすすめの食材と言えるでしょう。

辛さがなぜ大丈夫なのか?

大根はすりおろすと辛くなるアリルイソチオシアネートという辛み成分が含まれており、
これは胃液の分泌を促し、腸の働きを助けてくれ、ガンや血栓を予防する働きがありますので、大丈夫どころか積極的に摂り入れたい成分になります。

また、イソチオシアネートには抗酸化作用があり、さらに肝臓の解毒機能を高める効果もあると期待されています。

大根おろしの栄養は?

大根をそのまま食べると出てきませんが、すりおろすことにより出てくるイソチオシアネートがあります。
すりおろしてから時間が経つと蒸発していくので、食べる直前にすりおろした方が良いです。
その効果としては上記にも書きましたが、
抗酸化作用があり、老化予防が期待できる他、代謝の促進や免疫力向上、脳機能の強化など様々な働きがあります。

次に、このイソチオシアネートは発がん予防があり、発がん物質が活性化するのを抑える働きがあります。

そして、胃腸の健康維持にも役立ちます。
これは大根おろしに含まれるジアスターゼ(アミラーゼ)、プロテアーゼという酵素がり、
消化を助ける働きがあります。ジアスターゼは主にでんぷんなどの分解を助け、プロテアーゼはタンパク質の分解を促進します。
ご飯やお肉、魚を食べる際に一緒に摂取すると、消化がスムーズになります。

大根の栄養についてですが、根の部分100gあたりに
エネルギー 18kcal
水分 94.6g
タンパク質 0.5g
脂質 0.1g
炭水化物 4.1g
灰分 0.6g
飽和脂肪酸 0.01g
不飽和脂肪酸 0.02g
コレステロール 0
食物繊維 1.4g

ビタミンA 0μg
ビタミンE 0mg
ビタミンB1 0.02mg
ビタミンB2 0.01mg
ナイアシン 0.3mg
ビタミンB6 0.04mg
葉酸 34μg
パントテン酸 0.12mg
ビタミンC 12mg

ナトリウム 19mg
カリウム 230mg
カルシウム 24mg
マグネシウム 10mg
リン 18mg
鉄 0.2mg

このようになっています。
参照:foodslink

特に期待できる栄養としてはカリウムが挙げられます。
カリウムは体内の塩分を体外に排出する働きがあるため、
妊娠中の身体には嬉しい成分となっています。

また、大根おろしを食べることで水分摂取にもなるため、
つわり時期などにはおすすめです。

大根おろしのおすすめレシピは?

揚げ出しとんかつ
小松菜としらすのおろし和え
鶏肉と白菜の雪見鍋
めんつゆで簡単 大根おろしと鶏肉のパスタ
大根おろしのみぞれカツ丼
茄子の肉巻きおろしポン酢のせ
和風ハンバーグ
和風おろしパスタ
みぞれ麻婆
豚しゃぶおろしそば
鱈のおろしポン酢がけ
ゆず胡椒おろしでいただくから揚げ
梅肉漬けチキンソテー大根おろしのせ
カニカマのみぞれ和え
きのこの大根おろし汁

などなど。
様々な料理に合い、味をさっぱりとしてくれる大根おろし。
肉料理や焼き魚などにも非常に合いますので、大根おろしを積極的に使って行きましょう。

レシピの詳しい情報は下記のリンクから見ることができます。

クラシルで大根おろしレシピを見てみる

まとめ

大根おろしは妊娠中のどの時期においても食べることができ、
大根おろしの辛み成分はイソチオシアネートといい、胃腸の健康を助けてくれたり、
抗酸化作用があったり、肝臓の解毒機能を高めてくれたりと様々な効果が期待できますので、
妊娠中だけではなくおろしたての大根おろしはおすすめと言えます。

辛いのが苦手な場合はすりおろしてから時間が経てば辛み成分は蒸発しますので、
時間をおいてから食べるようにすると良いでしょう。

様々な料理に合いますので、是非いろいろな料理と組み合わせてみてください。

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