妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ペペロンチーノは食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のペペロンチーノについて紹介致します。
妊娠中ペペロンチーノは食べても良いの?
結論から言うと妊娠中のどの時期においてもペペロンチーノは食べても構いません。
ただし、毎食ペペロンチーノを食べたり、毎日ペペロンチーノを食べることは、
栄養バランスが偏る可能性があるため、特に毎食ペペロンチーノだけで済ますというのは避けてください。
つわり時期でペペロンチーノしか食べられないという場合は、
基本的な考えとして食べられるものを食べられる時に食べられるだけ食べる
という考えですので、この場合は毎食食べても問題ありませんが、
つわりが終わり何でも食べられるようになれば、栄養バランスを考えた食生活に戻すようにしましょう。
つわり時期でペペロンチーノしか食べていないけど赤ちゃんは大丈夫なの?
つわり時期でペペロンチーノしか食べられないとしても、
赤ちゃんはちゃんとママから様々な栄養を吸収して元気に育っていきますので、
安心していただいて構いません。
唐辛子は大丈夫なの?
ペペロンチーノの唐辛子を食べて下痢になるのであれば、問題ですが
そうでなければ、ピリ辛程度の辛さであれば特に問題になることはありません。
ただし、一般的に激辛と言われるものは例え辛さに強かったとしても
刺激により痔になる可能性が高くなりますので、妊娠中に激辛料理を食べるのは極力避けた方が良いです。
というのも、妊娠時に痔になると処方される薬なども限られるからです。
ペペロンチーノの栄養は?
ペペロンチーノは通常のものですとにんにくと唐辛子、パスタ、そしてオリーブオイルで出来ています。
にんにくの栄養としては、
ビタミンB1やビタミンB6が入っており、ビタミンB1は糖質の代謝をサポートしてくれ、
ビタミンB6はタンパク質の代謝をサポートしてくれます。
また、疲労回復などにも効果的と言われています。
唐辛子は、血行血流をよくしたり、カプサイシンにより身体を温める効果が期待できます。
また、ほどよい辛みで食欲増進が期待できます。
パスタは、炭水化物が主になり、この栄養は体内に入るとブドウ糖まで分解されて
脳のエネルギーとして働いてくれます。
そしてオリーブオイルですが、オレイン酸という不飽和脂肪酸が主成分となっており、
他にも必須脂肪酸であるリノール酸なども含まれています。
オレイン酸はLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減少させる効果が期待されており、
リノール酸は体の組織が正常に機能する上で欠かせない成分となっております。
ここに足りない栄養としてはビタミン類やミネラル分、タンパク質となりますので、
通常のペペロンチーノではなく、鶏肉を入れたり、野菜を入れたペペロンチーノにすることにより、
バランス良く栄養が摂れるようになります。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもペペロンチーノは食べても構いませんが、
毎食通常のペペロンチーノだけとなるとつわり時以外は、
栄養の偏りが気になりますので、
食べるとしたら、鶏肉や野菜などを入れたアレンジしたペペロンチーノあるいは、
アーリオオーリオが主軸として、様々な食材を入れたパスタにした方が、
バランスの良い食事になることでしょう。