妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
天ぷらは食べても良いのでしょうか?また、注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中の天ぷらについて紹介致します。

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妊娠中天ぷらは食べても良いの?

天ぷら

天ぷらを毎日や同じ種類の天ぷらだけというような
極端な食べ方でなければ、妊娠中どの時期においても天ぷらは食べても問題ありません。

いろんな種類を満遍なく食べることをお勧めします。
また、塩で食べても天つゆで食べても好きな食べ方で構いません。

注意点はあるの?

天ぷらは様々なものが天ぷらとして調理できますが、
その中でも穴子は若干注意が必要です。

これも食べ過ぎなければ問題ないのですが、
食べ過ぎるとビタミンA(レチノール)の摂り過ぎになり可能性があります。

ビタミンAを過剰摂取すると胎児の形態的な異常が増加すると言われています。
特に妊娠3ヶ月までの過剰摂取において胎児の耳の形態異常が増えることがわかっています。
参照:にしのはら歯科医院

また、ビタミンAを摂りすぎることによって母体にも影響が出る可能性があります。
症状としては、頭痛、頭蓋内圧亢進症、脱毛症、筋肉痛、脳脊髄液圧の上昇、口唇炎、食欲不振。

妊娠中のレチノール必要量は1日2000IU(600μg)で、上限は1日5000IU(1500μg)とされています。
参照:にしのはら歯科医院

穴子は100gあたり500μgのレチノールが含まれています。

もっと注意しなければいけないのはウナギの天ぷらです。
ウナギは100gあたり1500μgのレチノールが含まれていますので、
穴子より注意しなければいけません。

さらに、レバーの天ぷらというものがあり、これはビタミンAが多量に含まれていますので、
食べないでください。

次に、気になる天ぷらとしては卵の天ぷらでしょうか。
中が半熟の卵だとサルモネラ菌が気になるところですが、
日本で提供されている卵、特にお店で出てくる卵の天ぷらに関しては
新鮮なものを使用していますので、サルモネラ菌の食中毒にかかることは
ほぼほぼありませんので、心配する必要はありません。
どうしても心配という場合は、食べないことをお勧めします。

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天ぷらを食べるときはバランスよく食べよう

例えば、海老の天ぷらばかり食べる、鶏の天ぷらばかり食べる
というような食べ方をすると栄養が偏りますので、
カボチャの天ぷらやシシトウの天ぷら、しその天ぷら、サツマイモの天ぷらなど
野菜の天ぷらも含めてバランスよく食べることによって、
栄養バランスはそこまで崩れるということはないでしょう。

たまに食べる天ぷらでしたら、好きなモノだけを食べるというのはありでしょうが、
毎日天ぷらとなるとバランスは考えた方が良いです。

なお、たまに食べる天ぷらでしたら食べる量が少々多くなっても問題ありません。
毎日天ぷらを食べて量も多いとなるとカロリーの摂りすぎになり、
肥満や糖尿病の原因になりますので、注意してください。

まとめ

天ぷらは加熱されていますので、基本的にどの種類の天ぷらでも食べることができます。
ですが、レバーの天ぷらやうなぎの天ぷらなどのようにビタミンA(レチノール)が多い食材の天ぷらについては、
食べることを控えてください。
特に鶏や豚、牛のレバーには多量のレチノールが含まれていますので、
これらに関しては食べないようにしてください。

その他、偏った食べ方はせずに、いろんな種類を少しずつ満遍なく食べるようにしましょう。

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