妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
冷やし中華(冷麺)は食べても良いのでしょうか?注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中の冷やし中華(冷麺)について紹介致します。

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妊娠中冷やし中華(冷麺)は食べても良いの?

冷やし中華

結論から言うと、妊娠中のどの時期においても冷やし中華(冷麺)は食べても構いません。

冷やし中華の麺、たれ、きゅうりやハム、わかめなどの具材で
妊娠中に摂取してはいけないものはありません。

ただし、毎食冷やし中華のみという食生活はつわり時期でない限り控えてください。
栄養バランスが偏ってしまいます。

冷やし中華はどれくらいの量食べても良いの?

妊娠中に1日に摂取すべきカロリー量は普通の生活を送っている人で、
妊娠初期 2050kcal
妊娠中期 2250kcal
妊娠後期 2450kcal

となっており、そのうちおやつで摂取するカロリーは
厚生労働省の食時バランスガイドによると1日200kcal以下が推奨されていますので、
これを引いて、1日3食摂取するとした場合の1食のカロリーは、
妊娠初期 633kcal
妊娠中期 700kcal
妊娠後期 783kcal

となります。

冷やし中華の1人前のカロリーは約577kcalで糖質は88.9gとなっています。
なお塩分量は1人前で約2.3g程度となっています。

仮に毎食冷やし中華だけ食べるとなれば、先ほども言いましたが、
栄養バランスの偏りが見られる他、塩分の摂り過ぎになりますので、
冷やし中華は食べたとしても1日1食程度、できればたまに食べる程度で抑えておいた方が
様々な栄養が摂れるため健康には良いです。

なお、厚生労働省が発表している日本人の食事摂取基準(2020 年版)だと、1日の食塩摂取の目標値は、
18歳以上の女性は6.5g未満となっています。

1食にどれくらいの冷やし中華を食べても良いかと言うと、
一般的な冷やし中華の量でしたら1人前は食べても構いません。
ここに果物などを追加しても良いカロリー量になっております。

冷やし中華にからしは入れても良いの?

妊娠中は辛いものは控えるようにと言われることがありますが、
これは激辛のものを控えるように言われていて、
その理由としては、痔になる可能性が高まったり、
下痢になる可能性があるからです。

冷やし中華に入れる程度のからしは問題ありません。
また、一般的にピリ辛と言われるものも食べて問題ありません。

塩分を摂り過ぎるとどうなるの?

塩

たまに塩分を摂り過ぎたからと言って特に問題にはならないのですが、
日常的に塩分を摂り過ぎているとむくみの原因、妊娠高血圧症の原因になります。
また、赤ちゃんを育てるための体内のバランスがくずれやすくなります。
参照:エレビット

妊娠高血圧症候群になると胎盤に送られる血液量が減少して、赤ちゃんに酸素や栄養がうまく行き渡らなくなる可能性を高め、
その結果、赤ちゃんの発育不全や機能不全を引き起こす可能性が高まったりします。
参照:HOW TO MARRY

塩分を摂り過ぎている場合の対処法は?

人参

食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。

カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg

ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg

干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg

このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。

カリウムを摂るからといって塩分を多く摂取して良いというわけではありませんので、
塩分の過剰摂取には注意してください。

まとめ

妊娠中のどの時期においても冷やし中華(冷麺)は食べても構いません。
ただし、毎食冷やし中華という食生活は避けてください。
栄養が偏ってしまいますし、塩分の摂り過ぎになってしまいます。

しかし、つわり時期で冷やし中華しか食べられないと言う場合は、
つわり時期は食べられるものを食べられる時に食べられるだけ食べるというのが、
基本的な考えとなっていますので、栄養バランスや塩分のことはとりあえず気にしなくても良いです。

また、様々なものから栄養を摂るという意味においては、
毎日冷やし中華を食べるというのは、極力控えた方が良いでしょう。

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