妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
柿の種(柿ピー)は食べても良いのでしょうか?
こちらでは妊娠中の柿の種(柿ピー)について紹介致します。
妊娠中柿の種(柿ピー)は食べてもいいの?
結論から言うと妊娠中のどの時期においてもつわり時期でも
どの種類の柿の種を食べても構いません。
ただし、食べ過ぎるとカロリーや塩分が気になりますので、
食べ過ぎには注意してください。
どのくらいの量食べても良いの?
妊娠中のおやつの量は厚生労働省の食事バランスガイドによると200kcal以下を目安に食べると良いとされています。
柿の種のカロリーを見てみると、100gあたり453kcalあります。
ですので、1日に食べても良い柿の種の量はカロリーだけを見ると40g程度は食べても良いことになります。
個包装になっている柿の種1袋のカロリーは136kcalとなっていますので、
個包装の場合は1日に1袋食べることができます。
個包装の方がどれくらい食べたのかわかりやすいため、
食べるなら個包装の柿の種をお勧めします。
次に塩分ですが、
妊娠中の1日の塩分摂取量は厚生労働省を見ると6.5g未満とされています。
柿の種個包装のもの1袋あたりの塩分は0.38gとなっています。
なお、柿の種100gあたりの塩分量は1.28gとなっていますので、
これを40g食べた場合の塩分量は0.512gとなりますので、
塩分量に関しては気にする必要はないでしょう。
柿の種わさび味も食べて良いの?
そもそもわさびを妊娠中に食べても良いのかについてですが、
多量のわさびなどの香辛料を摂取すると末梢血管に作用して充血やうっ血を起こし、
痔にもつながりますので、多量摂取は好ましくありません。
参照:母子健康手帳アプリ
柿の種のわさび味程度の量であれば、何も問題なく食べることができます。
特に食が進まない時に少量の香辛料を摂ると食欲が増進しますので、
そういった場合においても柿の種わさび味はおすすめです。
ただし、食べ過ぎると香辛料の摂りすぎよりもカロリー過多になる可能性がありますので、
食べ過ぎには注意してください。
柿の種のピーナッツは食べても大丈夫?
柿の種に含まれているピーナッツは少量ですので、
食べても大丈夫です。むしろ健康に良いものになります。
ピーナッツには、血糖値の上昇を抑える働きがありますので、
糖尿病のリスクを減らすのに役立ちますし、
ビタミンEが豊富に含まれており、この成分は高い抗酸化作用がありますので、
細胞を丈夫にしてくれる作用があります。
また、記憶力アップや乳がんのリスクを減らす効果などがありますので、
少量であれば摂取した方が健康に良いと言えます。
一部ピーナッツを妊娠中に食べると
生まれてくる赤ちゃんがピーナッツアレルギーなどの食物アレルギーを
引き起こすのではないかと心配される方もいますが、
米ハーバード大学医学部准教授のMichael Young氏らの研究によると
妊娠中の母親がナッツ類を多量に食べていると、母親自身がアレルギーでない場合、生まれる子はナッツアレルギーになる確率が低い
と示唆しています。
参照:おおぐちこどもクリニック
ですので、妊娠中に何かを多量に食べたとしても
生まれる赤ちゃんがアレルギーになりやすいということはありません。
まとめ
妊娠中のどの時期でもつわり時期でも柿の種のどの種類でも
食べて問題ありません。
食べる量としては、おやつとして200kcal以下にとどめておけば、
肥満などの原因にはなりにくいため、
柿の種でいうと、1日に個包装1袋あるいは、40g程度は食べることが出来る計算になります。
食べ過ぎると、カロリー過多になる可能性があり、
そのような生活を続けていると、肥満や妊娠糖尿病や妊娠高血圧症などの
リスクが高まりますので、食べ過ぎには注意してください。