妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
きのこを食べ過ぎるとどうなるのでしょうか?また、食べ過ぎはよくないのでしょうか?
こちらでは妊娠中のきのこについて紹介致します。
妊娠中きのこを食べ過ぎるとどうなるの?
きのこはしいたけをはじめ、エノキ、シメジ、エリンギなど数多くの種類が存在しますが、
これら全ては、食物繊維が豊富なことで知られています。
妊娠中だけではないのですが、きのこを過剰に食べ過ぎると
食物繊維の摂りすぎになり、腹痛や下痢、便秘などを引き起こしてしまいます。
その下痢が激しいものであれば、妊娠中だと子宮が収縮されますので
赤ちゃんにとって良いものではありません。
ですので、きのこの食べ過ぎには注意してください。
きのこの食べ過ぎってどれくらいの量?
きのこは1日に50~100g摂取すると良いと言われています。
100gがどれくらいかというと、えのきやエリンギ、ブナシメジなどは1パックほど、
しいたけなら軸をとって10枚ほど、マッシュルームなら10個程度になります。
これくらいの量であれば、ちょうど良い量なのですが、
例えば、300gや500gときのこを食べると摂りすぎに当たるでしょう。
きのこは1日に50~100g摂取すると良いと言われています。
100gがどれくらいかというと、えのきやエリンギ、ブナシメジなどは1パックほど、
しいたけなら軸をとって10枚ほど、マッシュルームなら10個程度になります。
これくらいの量であれば、ちょうど良い量なのですが、
例えば、300gや500gときのこを食べると摂りすぎに当たるでしょう。
きのこはカリウムが豊富
きのこにはカリウムが豊富に含まれており、
100gのカリウム量はえのきだけで340mg、しいたけで290mg、ぶなしめじで370mg、エリンギで340mgとなっています。
カリウムは体内の塩分を体外に排出する働きがありますので、
妊娠中は特にカリウムは必要になりますので、きのこを食べることはおすすめと言えます。
ただ、カリウムを多く摂るとトイレが近くなりますので、
トイレに行きにくい状況がある場合は、摂取量を控えた方が良いかも知れません。
摂りすぎなければ健康に良い
きのこは摂りすぎると腹痛や下痢、便秘になることがありますが、
適量であれば、便通をよくする働きがありますし、
上記のカリウムの効果で塩分排出作用があります。
また、きのこにはビタミンB群が豊富に含まれており、
ビタミンB1は疲労回復効果、ビタミンB2には健康な肌や髪をつくる効果が期待できます。
しいたけの保有成分である「エルゴステロール」は日光にあたると野菜からは摂取できないビタミンFに代わり、
カルシウムの吸収を助けてくれます。
妊娠中の中期後期あたりから胎児にカルシウムを分け与えるため、
たくさんのカルシウムが必要になりますので、吸収を助けるビタミンDは必要な存在となります。
というように、適量摂取すると様々な健康効果が期待できますので、
毎日100g程度は摂取したいものです。
まとめ
妊娠中にきのこを食べ過ぎると、食物繊維の摂りすぎになり
腹痛や下痢、便秘を招くことがあります。
特に激しい下痢になると子宮が収縮されますので、赤ちゃんにとって良くありません。
ですので、食べ過ぎには注意しましょう。
1日に摂取する目安としては50~100g程度のきのこを摂取すると良く、
この程度の量であれば、便通を良くする効果やカリウムによる高血圧予防にもなりますし、
効率良くビタミン類を摂取することもできるでしょう。