妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ニラは食べても良いのでしょうか?注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のニラについて紹介致します。

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妊娠中ニラは食べても良いの?

ニラ

結論から言うと、妊娠中のどの時期においてもニラは食べても構いません。
生でも食べられますが生で食べる場合はしっかりと洗ってから食べるようにしましょう。

また、食べ過ぎると胃などに不調を来すことがありますので、食べ過ぎには注意してください。

ニラを食べ過ぎるとどうなるの?

ニラにはアリシンと呼ばれる成分が含まれており、
食べ過ぎることによって胃腸の調子が悪くなってしまいます。

また、ニラには不溶性食物繊維が含まれており、
こちらを摂りすぎると下痢や腹痛、便秘の原因になりますので、
食べ過ぎには注意してください。

さらに、アリシンは刺激が強いことから食べ過ぎると
息や汗に混じって体臭や口臭が臭くなることがあります。

どれくらい食べると食べ過ぎになるの?

ニラは1日1束(約100g)を目安に食べると良いとされており、
この量は1皿分程度になります。
参照:シンクヘルス株式会社

毎日食べる場合においても、上記の量を目安に食べるようにしましょう。

では、食べ過ぎになる量を見てみると、生で食べるか加熱して食べるかで量が変わってくるのですが、
生で食べる場合、70g食べただけでも刺激になる可能性があるため、
生で食べる場合は70gでも食べ過ぎになると言えます。

加熱して食べる場合、摂取目安量が100gですので、その3倍である300g、5倍である500gなどを一度に食べてしまうと食べ過ぎになると言えるでしょう。

おすすめ

ニラの栄養は?

適量食べるとニラは健康に良いです。
では、ニラの栄養を見てみましょう。
100gあたりの栄養は、

エネルギー 21kcal
水分 92.6g
タンパク質 1.7g
脂質 0.3g
炭水化物 4.0g
食物繊維 2.7g

ビタミンA(βカロテン) 3500μg
ビタミンE 2.6mg
ビタミンK 180μg
ビタミンB1 0.06mg
ビタミンB2 0.13mg
ナイアシン 0.6mg
ビタミンB6 0.16mg
葉酸 100μg
パントテン酸 0.5mg
ビタミンC 19mg

ナトリウム 1mg
カリウム 510mg
カルシウム 48mg
マグネシウム 18mg
リン 31mg
鉄 0.7mg

このようになっています。
参照:foodslink

特筆すべき栄養としては、ニラのにおいのもとであるアリシンです。
アリシンは疲労回復効果や滋養強壮効果があります。

また、免疫力を高める効果もありますので、妊娠中にはおすすめの食材と言えるでしょう。

次に、ニラにはβカロテンが豊富に含まれています。
βカロテンには抗発がん作用や免疫賦活作用があることで知られていますが、
体内で必要な分だけビタミンAに変換されます。
必要ないβカロテンは体外へと排出されますので、例え摂りすぎたとしても
問題はありません。

次に、カリウムが豊富に含まれているため、
妊娠中にはおすすめと言えるかも知れません。
カリウムは体内の塩分を体外へ排出する働きがあるため、
妊娠時は妊娠高血圧症になる可能性があるため、
カリウムを摂取して塩分を排出することは良いことです。
ただし、摂りすぎるとトイレが近くなります。

ニラのおすすめレシピは?

まず代表的な料理としてレバニラ炒めがありますが、妊娠初期の場合
ビタミンA(レチノール)を摂りすぎると胎児に影響が出る可能性がありますので、
レバーは控えた方が良いです。
妊娠中期後期においては一般常識的な範囲で食べる分には問題になりませんし、
レバーは鉄分が豊富なため、鉄分を多く必要とする妊娠中期後期にはおすすめの料理となります。

では、レシピを見ていきましょう。

もやしとニラの和え物
ピリ辛にら玉焼きそば
もつ鍋風豚腹豆乳鍋
濃厚豚脂の混ぜうどん
ニラとチャーシューの焼きそば
ニラとしらたきのチャプチェ
ニラとサバ缶の和え物
鶏むね肉のさっぱりトマトだれ
ニラの餃子
挽肉とニラの焦しチャーハン
豚ニラスタミナ丼
にらたまチャーハン
ニラもやし炒め
ニラとなめこのすまし汁

などなど、ニラを使った料理はたくさんあります。
詳細なレシピについては下記をご参照ください。

kikkomanでニラの料理一覧を見てみる

まとめ

妊娠中のどの時期においてもニラは食べても構いません。
生でも食べられますが、生の状態で食べ過ぎると胃腸の調子が悪くなったり、
気分が悪くなったりしやすいため、食べる時は加熱した方が量も摂取できますのでおすすめです。

食べる量としては100g程度が目安とされています。
一度に300gや500gなど多量に食べるとアリシンにより、体調を崩したり、
食物繊維の摂りすぎになる可能性もあり、その場合便秘になったり、
逆に下痢や腹痛を起こす場合もあるため、食物繊維の摂りすぎにも注意が必要です。

ニラは妊娠中に欲しい栄養がたくさん含まれていますので、
毎日でも食べることをおすすめします。

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