妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
バーベキューの煙を吸ったらどうなるのでしょうか?
こちらではバーベキューの煙について紹介致します。

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妊娠中バーベキューの煙を吸ったらどうなるの?

バーベキューの煙

結論をまず書くと妊娠中にバーベキューの煙を吸ったから浴びたからといって、
胎児にも母体にも影響することはまずありません。

母体への影響は?

肉などの脂肪を焼くと多環芳香族炭化水素と呼ばれる発がん性化合物を含む煙が発生します。
またグリルなどでの高温調理でも、ヘテロサイクリックアミンと呼ばれる発がん性物質が生成されます。
参照:IQAir

ですので、できるなら吸わない浴びない方が良いのですが、
バーベキューは毎日行なうものでもないでしょうから、
そこまで心配する必要はありません。

こげには発がん性物質が含まれるので食べないようにというのと
同じレベルですので、気にしない人は気にしませんし、
気にする人は気にするという感じのレベルです。

妊娠中にバーベキューの煙を吸ったからと言って、浴びたからと言って
これが日常的なものならまだしもたまに行なうバーベキューでは
どうこうなるものではありません。

肉などのトレイを誤って焼いてしまった時に出る煙は大丈夫?

バーベキューにはトラブルもつきものでしょう。
誤って、食材の入ったトレイやビニール袋などを燃やしてしまうことだってあるかと思います。
その時に出る煙は有害なのでしょうか?

両方ともプラスチックで出来ていますが、
プラスチックは完全燃焼させれば、でてくるのは二酸化炭素と水、そして熱となります。
ビニール袋は不完全燃焼時にダイオキシンという物質が発生する場合があります。

なお、ビニール袋は燃やすとダイオキシンが発生する可能性はありますが、
トレイは燃やしてもダイオキシンは発生しません。

このダイオキシンですが1日の耐容摂取量というものが設けられています。

1日に体重1kg あたり4ピコグラム(4pg-TEQ※2/kg/日)としています。私たちが体内に取り込むダイオキシン量の安全性の評価は、この数値との比較で行われています。
環境省の調べによると、ダイオキシン類の摂取源は主に食料で、その他を含めると実際の摂取量は平均約0.70pg-TEQ/ kg/日(平成26年度)と推定され、健康に影響を与える量ではないことがわかっています。

引用:プラスチックのはてな

トレイが少し燃えたからと言って、ビニール袋が少し燃えたからといって、
その煙を吸ったとしても胎児に影響は出ませんし、母体も影響を受けることはないでしょう。

ですので、万が一そのような煙を吸ったとしても心配することはありません。

なお、トレイを燃やすと黒いススが出る場合がありますが、
この黒いススの正体は炭素です。
ですので、黒いススを吸ったからと言って問題になることはありません。
参照:スチロー★キッズ

煙に刺激臭がする場合は?

木炭などが燃やしたときに不完全燃焼だと白く刺激臭の煙がでます。
例えば、湿気ている炭や木材などを燃やせば、温度が高くなるまでは煙が出ます。

この刺激臭の主な成分は、酢酸やホルムアルデヒドなどになりますが、
少々吸ったところで何か起こるというものではありませんので、
こちらも心配する必要はないでしょう。

ただし、身体に良いものとは言えないため、
完全に燃焼しきるまでは離れていた方が良いでしょう。

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まとめ

妊娠中にバーベキューの煙を多少吸ったからと言って、
母体も胎児も何か起こるというものではありませんので、
心配しなくて良いです。

また、ビニール袋やトレイなどを誤って燃やしてしまった時に出る煙も
多少吸ったところで、問題になるようなことはありません。

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