妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ポップコーンは食べても良いのでしょうか?塩分などが気になります。
こちらでは妊娠中のポップコーンについて紹介致します。
妊娠中ポップコーンは食べても良いの?
結論から言うと妊娠中のどの時期においてもポップコーンは食べても構いません。
ポップコーンの味も塩、バター、キャラメルなど様々な種類がありますが、
基本的にどの種類を食べても問題ありません。
それが無印良品のチェダー&ゴーダチーズであっても問題ないです。
というのも日本で販売される食品は食品衛生法により管理されていますので、
殺菌処理がされています。
ただし、食べ過ぎには注意してください。
どれくらいの量食べても良いの?
ポップコーンをおやつとして考えた場合、
妊娠中の1日のおやつの量は厚生労働省の食事バランスガイドによると
200kcal以下が望ましいとされています。
ポップコーンのカロリーを見てみると、100gあたり
塩味 520kcal
キャラメル味 540kcal
バター醤油味 494kcal
となっています。
どの種類も500kcal前後と言ったところです。
塩味の場合だと約40g食べても良い計算になります。
バター醤油もキャラメルも40g程度は食べても問題ありません。
ただし、ジュースを飲むとなるとジュースにもカロリーはありますので、
飲んだ分はポップコーンの量を減らさなければいけません。
ジュース100mlあたり40~50kcal程度あります。
なお、人工甘味料の含まれたジュースはカロリーは少なくなりますが、
妊娠中に人工甘味料を摂取することはあまりおすすめできません。
40gってどれくらい?
ポップコーンの40gは、袋に入っている物であれば
重さ(量)は書いてありますので、このくらいかなという見当は付きますが、
例えばディズニーランドで販売されているポップコーンであればどうでしょう。
2023年10月現在の情報になりますが、
レギュラーサイズで約60g程度入っています。
ですので、2/3食べるとおよそ40gになります。
USJのポップコーンでは2022年の情報になりますが、バケツのもので
バケツの大きさにあまり関係なく50g程度になります。
ですので、これだと4/5程度食べることができますが、
USJやディズニーランドに毎日行ってポップコーンを食べるわけではありませんから、
そこまで意識せずに50g60g程度ならおかわりしないのであれば全部食べても問題ないでしょう。
食べすぎたらどうなるの?
たまに食べ過ぎる分には特に問題はないのですが、
日常的に食べ過ぎているとカロリーの摂りすぎになりますし、
それだけでなく塩分の方も気になります。
特にジュースを毎日飲まれる方は要注意です。
おやつや間食だけで結構なカロリーを摂取することになります。
そのような生活を送っていると
肥満の原因になり、肥満になると妊娠糖尿病や妊娠高血圧症のリスクが高くなるだけでなく、
出産の時に難産になる傾向があり、場合によっては帝王切開での出産にもなります。
塩分は大丈夫なの?
ポップコーンは食べると塩味が強い感じがしますが、
あれは直に塩を口にしているため塩味が強く感じるのです。
塩味のポップコーン50gに含まれる塩分は0.7g程度と少量です。
妊娠中のもとい18歳以上の女性の1日の塩分摂取目標は厚生労働省によると6.5g未満とされていますので、
おやつに0.7g程度の塩分を摂取してもあまり問題になりません。
つわり時期でポップコーンしか食べられない場合は?
つわり時期でポップコーンしか食べられない場合、
つわり時期の考え方としては食べられる物を食べられる時に食べられるだけ食べる
というのが基本的な考え方になりますので、
食べられる時に食べられるだけ食べましょう。
ポップコーンしか食べてなくてお腹の赤ちゃんが心配かもしれませんが、
赤ちゃんはママが元々蓄えている栄養をしっかりと吸収して成長しますので心配する必要はありません。
つわりが終わり何でも食べられるようになったら
栄養やカロリーを意識した食生活に戻すようにしましょう。
まとめ
妊娠中のどの時期においてもポップコーンのどの種類でも食べて構いません。
ただし、日本の物に限ります。
日本のポップコーンであればチーズ味やチョコ味、コーヒー味だったとしても
食べて構いません。
コーヒー味はあるかわかりませんが、カフェインが気になる場合は控えてください。
量としては1日に40g程度なら食べても構いませんが、
ジュースを飲まれる方は注意してください。