妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ホットケーキはどれくらい食べても良いのでしょうか?また、生焼けを食べるとどうなるのでしょう?
こちらでは妊娠中のホットケーキについて紹介致します。

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妊娠中ホットケーキはどれくらい食べても良いの?

ホットケーキ

ホットケーキを例えば朝ご飯や昼ご飯など食事として食べるのであれば、
妊娠中1日に摂取すべきカロリーを見ていく必要があります。

妊娠中に1日に摂取すべきカロリー量は普通の生活を送っている人で、
妊娠初期 2050kcal
妊娠中期 2250kcal
妊娠後期 2450kcal

となっており、そのうちおやつで摂取するカロリーは
厚生労働省の食時バランスガイドによると1日200kcal以下が推奨されていますので、
これを引いて、1日3食摂取するとした場合の1食のカロリーは、
妊娠初期 633kcal
妊娠中期 700kcal
妊娠後期 783kcal

となります。

次にホットケーキのカロリーを見ていくと、
100gあたりで266kcal
ホットケーキの大きさにより異なるところではありますが、2枚で644kcalとなっています。
ここに、シロップや蜂蜜、バターなどを乗せるともう少しカロリーが上がるといった感じです。
参照:カロリーSlism

ですので、妊娠中どの時期においてもホットケーキは2枚食べるとちょうど良いカロリーになるかと思います。

毎日食べても大丈夫なのか?

毎食ではなく、毎日どこかの食事で1食ホットケーキを食べるというのは、
食べても良いのですが、できれば栄養バランスのために、
ホットケーキばかりではなく、様々なものを摂取した方が良いでしょう。

ですので、お勧めとしてはたまに食べる程度が栄養面においてもちょうど良いと判断します。

ホットケーキの栄養は?

ホットケーキ2枚あたりの栄養としては、
タンパク質 14.64g
脂質 20.33g
炭水化物 101.33g

ビタミンA 152.99μg
ビタミンD 1.06μg
ビタミンE 0.94mg
ビタミンK 9.44μg
ビタミンB1 0.15mg
ビタミンB2 0.34mg
ビタミンB6 0.1mg
ビタミンB12 0.65μg
葉酸 30.49μg
ビタミンC 1.5mg
カリウム 389.26mg
カルシウム 188.81mg
マグネシウム 22.94mg
リン 310.8mg
鉄 1.48mg

食物繊維 1.91g
食塩相当量 1.45g

というようになっています。
参照:カロリーSlism

これはホットケーキミックスを使い卵も入れた栄養になります。
ビタミン類が豊富に含まれていることと、カルシウムや鉄など
妊娠時に嬉しい成分も含まれています。

食塩相当量については1.45gですので、妥当と言ったところでしょう。
なお、18歳以上の女性が1日に摂取しても良い塩分量は厚生労働省の食事バランスガイドでは
6.5g未満となっていますので、
これを元に考えたとしてもホットケーキの塩分は決して高くないことがわかります。

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生焼けを食べるとどうなるの?

まず、ホットケーキの生焼けの状態についてですが、
ホットケーキを串などで真ん中あたりを下まで刺してみて、液体状の記事が串に付着したら
生焼けの状態です。
これが一番的確な判断方法になりますので、ホットケーキを作る際は行なってみてください。

なお、生焼けの状態のホットケーキを少々食べたとしても何の問題もありません。
多少口の中が気持ち悪くなる可能性があることくらいでしょうか。
ですので、生焼けを少し食べてしまったとしても心配しなくても良いです。

ただし、生焼けのものを多量に食べてしまうと腹痛や下痢になる恐れがありますので、
生焼けだとわかれば、再度加熱してください。

はちみつは食べても大丈夫なの?

蜂蜜

はちみつは食べても何の問題もありません。
はちみつを食べて問題となるのは、1歳未満の赤ちゃんに食べさせると、
ボツリヌス菌による食中毒になる可能性があるので、1歳未満の赤ちゃんには与えてはいけません。

母体が蜂蜜を摂取したからといって、胎盤を通してボツリヌス菌が胎児に移行すると言うことは
ありませんので、心配しなくても大丈夫です。

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メープルシロップは大丈夫?

ホットケーキにメープルシロップをかけることがありますが、
こちらもあまり気にすることはないでしょう。

ただし、多量にかけるとカロリーの摂りすぎになる可能性がありますので、
ホットケーキがひたひたになるなど度を過ぎたかけ方はしないでください。

なお、メープルシロップのカロリーは、大さじ1杯(21g)あたり54kcalとなっています。
大さじ1杯程度ならホットケーキの食べる量が多くなければ問題にはなりません。

ホットケーキを食べると太る?

ホットケーキは糖類が多く含まれており、脂質も多く含まれいるので、
太るというイメージがあると思いますが、食べ過ぎなければ気にする必要はありません。
毎日食べるとなると、上記で紹介したように1日2枚程度で抑える、甘い物を乗せないかけないなどカロリーを意識しなければいけませんが、
たまに食べるということでしたら、多少カロリーを摂りすぎたとしても
1週間の内にどこかの食時やおやつなどで調節すれば太ることはありません。

生クリームを乗せてはいけないと書いてあるサイトもありますが、
摂取カロリーを意識して抑えていれば、生クリームを乗せても
ジャムを乗せても問題ありません。

まとめ

妊娠中のどの時期においてもホットケーキを食べても構いません。
ただし、ホットケーキはカロリーが多めですので、
食べたとしても1日2枚程度で抑えておいた方が無難でしょう。

つわり時期でホットケーキしか食べられないと言う場合は、
食べられるものを食べられる時に食べられるだけ食べるというのが基本的な考え方ですので、
カロリーや栄養のことは気にせず食べてもらって大丈夫です。

つわりが終わり何でも食べられるようになったら
栄養バランスやカロリー、塩分摂取量などを気にした食生活に戻してください。

ホットケーキは毎日のように食べて、しかも食べ過ぎていると
肥満の原因になりますし、肥満になると妊娠糖尿病や妊娠高血圧症のリスクが増加しますので、
摂取カロリーには注意してください。

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