妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
チャーハンは食べても良いのでしょうか?注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のチャーハンについて紹介致します。

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妊娠中チャーハンは食べても良いの?

チャーハン

妊娠中のどの時期でもチャーハンは食べても構いません。
あんかけチャーハンでもツナ入りチャーハンでも激辛でなければ、
どんな種類のチャーハンでも食べて良いです。

ただし、1日3食チャーハンというのはつわり時期を除いて
控えるようにしましょう。

どのくらいの頻度で食べても良いの?

どのくらいの頻度、1日に何回食べてもいいのか知るためには、
チャーハンの塩分量を知る必要があります。

自宅で作る場合、およそになりますが塩分量は1%で作ると良いとされています。
100gのチャーハンなら1gの塩分量。200gのチャーハンなら2gの塩分量となります。

冷凍チャーハンの場合、
塩分40%カット五目チャーハンの場合、100gあたり0.71gの塩分。
味の素「復活+50g五目炒飯」100g当たりで1.24gの塩分(1/2袋で2.8g)
味の素「焦がしにんにく炒飯」1/2袋(300g)当たり4.3g。
と冷凍炒飯の場合は、種類によって大幅に塩分量が異なります。

では、妊娠中1日にどれくらいの塩分を摂取していいのかというと、
厚生労働省の提示によると6.5g未満とされています。
ですので、毎食チャーハンを食べると塩分の摂り過ぎになる可能性があります。

チャーハンの種類や量にもよりますが、1日1食程度にとどめておいた方が良いでしょう。
なお、1日1食程度なら毎日食べても問題はないでしょう。

ただし、塩分摂取量に気を遣うのであれば、自分で作る場合は塩分を控えめにする、
冷凍チャーハンであれば、塩分カットされたものを選ぶようにしてください。

つわり時期でチャーハンしか食べられないと言う場合は、
食べられる時に食べられるだけ食べるというのが基本的な考え方ですので、
塩分量などはあまり気にする必要はありませんが、
つわりが終われば、塩分やカロリーのことを意識した食生活に戻すようにしてください。

塩分を過剰摂取するとどうなるの?

塩

たまに塩分を過剰摂取したとしても特に問題にはならないのですが、
日常的に過剰摂取していると、
妊娠中はむくみやすいのですが、そのむくみがさらにひどくなったり、
高血圧のリスクを高めたり、
赤ちゃんを育てるための体内のバランスがくずれやすくなります。
参照:エレビット

妊娠高血圧症候群になると胎盤に送られる血液量が減少して、赤ちゃんに酸素や栄養がうまく行き渡らなくなる可能性を高め、
その結果、赤ちゃんの発育不全や機能不全を引き起こす可能性が高まったりします。
参照:HOW TO MARRY

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塩分を摂り過ぎている場合の対処法は?

人参

食生活を見直すことが前提となるのですが、
カリウムを摂取することで、摂取した塩分を排出する作用があるため、
カリウムを摂取することをお勧めします。

カリウムが多く含まれる食材として100gあたりで挙げると
切り干し大根 3500mg
ドライトマト 3200mg
アボカド(生) 720mg
ほうれん草(生) 690mg
人参(生) 630mg

ドライマンゴー 1100mg
ドライバナナ 1300mg
干し柿 670mg
バナナ(生) 360mg

干しひじき(乾燥) 6400mg
乾燥わかめ 5200mg
あおさ(素干し) 3200mg
焼き海苔 2400mg
わかめ(生) 730mg

このようにカリウムを多く含む食材はたくさんあります。
塩分を摂り過ぎている場合は、カリウムの多い食材を積極的に摂り入れましょう。
なお、カリウムには摂取上限はありませんので、心配する必要はありません。

まとめ

妊娠中のどの時期においてもチャーハンを食べても構いませんが、
1日に2食や3食など食べると塩分の摂り過ぎになる可能性がありますので、
食べたとしても1日1食で抑えておきましょう。

また、冷凍チャーハンの場合、塩分カットされたものを選ぶようにするのと、
手作りの場合でも塩分は抑えるようにしてください。

塩分を日常的に摂りすぎていると妊娠高血圧症などになるリスクが高まりますので、気をつけてください。

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