妊娠中何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
きんかんは食べても良いのでしょうか?何か注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のきんかんについて紹介致します。

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妊娠中きんかんは食べても良いの?

金柑

結論からいうと妊娠中のどの時期においてもきんかんは食べても構いません。
ただし、皮はしっかりと洗ってから食べるようにしてください。

皮の表面にはリステリア菌が存在する可能性がありますので、
そのまま食べてもほとんどの場合問題は起こらないでしょうが、
洗った方が衛生的ですし、菌は流れ落ちますので安心して食べることができます。

きんかんの甘露煮はどうなの?

きんかんの甘露煮は、しっかりと火が通っていますし、
砂糖で煮つめますので菌が繁殖しづらい環境になっていますので、
冷蔵庫で保存すると長期間食べることができます。

砂糖で煮つめているので食べ過ぎるとカロリーの摂りすぎになる可能性はありますが、
一般常識的な範囲であれば量はあまり気にすることなく食べて構いません。

どれくらいの量食べても良いの?

きんかん1個(可食部17g)あたりのカロリーは11kcalとなっています。
きんかんの甘露煮の場合1個10gあたりで34kcalとなっています。

妊娠中の1日のおやつの量としては
厚生労働省の食事バランスガイドによると200kcal以下が望ましいとされています。

生のきんかんの場合、きんかんだけをおやつとする場合
18個まで食べることができます。

甘露煮の場合だと、5個程度は食べることができます。

ただし、これはジュースなどを含まない数値なので
ジュースなどを飲む場合は量を調節する必要があります。
なお、ジュースは100mlあたり40~50kcalあります。

きんかんの栄養は?

生のきんかん(可食部17g)の栄養を見てみると、

エネルギー 11kcal
タンパク質 0.08g
脂質 0.11g
炭水化物 2.8g

ビタミンA 1.76μg
ビタミンE 0.42mg
ビタミンB1 0.02mg
ビタミンB2 0.01mg
ナイアシン 0.1mg
ビタミンB6 0.01mg
葉酸 3.2μg
パントテン酸 0.05mg
ビタミンC 7.84mg

ナトリウム 0.32mg
カリウム 28.8mg
カルシウム 12.8mg
マグネシウム 3.04mg
リン 1.92mg
鉄 0.05mg
亜鉛 0.02mg
銅 0mg
マンガン 0.02mg

食物繊維総量 0.74g

このようになっています。
参照:カロリーSlism

この中で多く含まれている成分としては
ビタミンEとビタミンCになります。

ビタミンEは強い抗酸化作用を持っており、
体内の脂質の酸化を防ぎます。
また、動脈硬化や血栓の予防、血圧の低下、悪玉コレステロールの減少、
細胞膜を健全に保つなどの働きがあります。

ビタミンCは活性酸素を除去する抗酸化物質として働き、
鉄の吸収促進、コレステロールの処理ビタミンEのリサイクル作用などがあります。
また、免疫力を高めると言われており、細菌やウイルスが体内に侵入しにくくなります。

成分的に見ると、風邪予防やひきはじめなどに効果が期待できると言って良いでしょう。

スナック菓子を食べるよりもよほど健康的

おやつとして金柑を食べることはスナック菓子を食べるよりよほど健康に良いと言えます。
スナック菓子は炭水化物がメインとなり食べ過ぎると肥満になりやすいですが、
金柑はビタミン類が補給できますし、スナック菓子と比べてカロリーも低いため
食べ過ぎは良くありませんが、上記で書いたように風邪予防に役立つため、
冬など寒い時期に食べることにより健康維持に繋がります。

また、おやつとしてではなく、例えば食後に1個など
食べることにより栄養を補給できるのはメリットと言えるでしょう。

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まとめ

妊娠中のどの時期においてもきんかんは食べても構いません。
きんかんは基本的に皮ごと食べますので、
食べる前にしっかりと洗ってから食べるようにしましょう。

おやつとしてだけでなく、食後のデザート代わりにもなりますし、
ビタミンEやビタミンCが多く含まれていますので、風邪対策としても有効です。

他にもビタミンAやカルシウムなども割と多く含まれています。

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