妊娠中は何かと気をつけなければいけない時期ですが、
白身魚のホキは食べても良いのでしょうか?水銀が気になるところです。
こちらでは妊娠中の白身魚のホキについて紹介致します。

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妊娠中白身魚のホキは食べても良いの?

白身魚ホキ

結論から言うと、妊娠中のどの時期においても
白身魚のホキは食べても問題ありません。

ホキはタラ目メルルーサ科に属する海水魚で、
後述しますが水銀に関しても気にするレベルではないため、
安心して食べることができます。

なお、ホキは大手ハンバーガーショップでもフライにしてハンバーガーの具材になっていますし、
ちくわにも含まれていたり、市販の白身魚のフライなどもホキがよく使用されていますので、
意外とポピュラーな魚なのです。

水銀はどうなの?

水銀に関しては厚生労働省のリストを見ても、とても低い数値を示しており、
サバよりも水銀量が少ない魚になります。
参照:厚生労働省

水銀を気にしなければいけない魚介類は
クジラやイルカ、キンメダイ、ミナミマグロなど1週間に食べる量が定められているものが
厚生労働省で一覧化されています。
そこに載っている魚介類(下記リンクを参照)以外は基本的に水銀を気にする必要はありません。
参照:厚生労働省

ホキの栄養は?

ホキ80g(一食)あたりの栄養は
エネルギー 67kcal
タンパク質 13.6g
脂質 1.04g
炭水化物 0g
ビタミンA 34.4μg
ビタミンD 0.8μg
ビタミンE 0.72mg
ビタミンB1 0.02mg
ビタミンB2 0.13mg
ナイアシン 1.04mg
ビタミンB6 0.06mg
ビタミンB12 0.56μg
葉酸 10.4μg
パントテン酸 0.34mg
ナトリウム 128mg
カリウム 264mg
カルシウム 16mg
マグネシウム 19.2mg
リン 128mg
鉄 0.24mg
亜鉛 0.32mg
銅 0.02mg
マンガン 0.01mg

このようになっております。

低糖質高タンパク質なので、体重を気にされている方などにお勧めの食材になっています。
また、ビタミン類も数多く含まれており、妊娠初期に必要な葉酸も含まれていますし、
血液を作る鉄分も含まれていますので、妊娠中にもお勧めです。

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1食につきどれくらい食べても良いの?

ホキは1切れ80gあたり67kcalとなっています。

妊娠中に1日に摂取すべきカロリー量は普通の生活を送っている人で、
妊娠初期 2050kcal
妊娠中期 2250kcal
妊娠後期 2450kcal

となっており、そのうちおやつで摂取するカロリーは
厚生労働省の食時バランスガイドによると1日200kcal以下が推奨されていますので、
これを引いて、1日3食摂取するとした場合の1食のカロリーは、
妊娠初期 633kcal
妊娠中期 700kcal
妊娠後期 783kcal

となります。

これを元に計算すると
ホキにサラダ、ご飯、スープという定食にした場合、
ホキだけで2~3切れ程度食べても問題ない計算になります。
これがホキのフライであったとしても2~3切れ程度は食べても良いです。

なお、フィッシュバーガーになると1個あたり387kcal程度になり
2個程度食べても問題なさそうに見えますが、
塩分量が1.5g程度含まれていますので、
1食で2個食べると塩分の摂り過ぎになる可能性があります。

なお、18歳以上の女性が1日に摂取しても良い塩分摂取目標量は
厚生労働省の食事バランスガイドによると6.5g未満とされていますので、
1食で3gもの塩分を摂ると摂りすぎに当たります。

ですので、フィッシュバーガーを食べる場合は、1食につき1個までにしておいた方が良いでしょう。
なお、これにポテトと飲み物を付け足しても、ポテトは塩分が多くありませんので、
塩分の摂りすぎにはあたりません。

まとめ

妊娠中のどの時期においても白身魚のホキは食べても構いません。
水銀についてもほとんど含まれていないため、気にする必要はありません。

ホキは白身フライやフィッシュバーガーの具材に使われていたり、
ちくわにも使用されていたりする以外とポピュラーな魚で、
栄養も豊富なため、妊娠中においてもお勧めの魚となっています。

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