妊娠中、特につわり時期に重宝するグレープフルーツジュースですが、
どれくらいの量飲んでも良いのでしょうか?
こちらでは妊娠中のグレープフルーツジュースについて紹介致します。

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妊娠中グレープフルーツジュースはおすすめ!

グレープフルーツジュース

つわり時期にグレープフルーツジュースを飲むと
つわりが軽減されるという方が一定数おられます。

グレープフルーツジュースだけでなく
柑橘系の飲み物なら飲めるという場合も。

それだけでなく、グレープフルーツジュースは
ビタミンCが豊富でミネラル類、特にカリウムが豊富に含まれていますので、
つわり時期以外もおすすめの飲み物と言えます。

どれくらいの量飲んでも良いの?

つわり時期でグレープフルーツジュースなら飲めるという状況で、
食べ物をあまり受け付けないと言う場合は、量のことは気にせず
飲んでいただいて問題ありません。

普通に食事が出来る状態で好んでグレープフルーツジュースを飲む場合は、
世界保健機関(WHO)を見てみると、

成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分)程度に抑えるなら、更に健康効果は増大する

引用:食品安全委員会

と言っています。
健康の増大を図るのであれば、遊離糖類を25g以下にすべきなのですが、
この量は相当意識しないと出来ない量なので、こちらではエネルギー総摂取量の10%未満という数値を元に考えていきます。
なお、エネルギー総摂取量の10%未満という数値は遊離糖類およそ50g未満程度になります。

遊離糖類というのは砂糖をはじめショ糖、果糖、ぶどう糖、果汁、シロップ、蜂蜜などのことを指します。

妊娠中は遊離糖類を50g未満摂取しても良いということなので、
果汁100%のグレープフルーツジュースの糖類を見ていくと、
100mlあたり9gの糖類が含まれています。

ですので、1日に飲んでも良い量としては、500ml程度は飲んでも良い計算になります。

ただし、これはおやつを食べない場合の量ですので、
おやつを食べるのでしたら、おやつの量や種類にもよりますが、
グレープフルーツジュースは200ml程度でとどめておいた方が良いでしょう。

糖類の過剰摂取はどうなるの?

たまに過剰摂取になったとしても特に問題はないのですが、
日常的に過剰摂取を続けていると、ママの肥満のリスクや高血圧のリスク、糖尿病のリスクなど生活習慣病のリスクが増大します。

次に生まれてくる赤ちゃんについてですが、こちらは糖の摂り過ぎが原因となるようですが、
呼吸ケアクリニック東京を見てみると、

縦断的な親子研究では、幼児期の糖摂取量とは無関係に、妊娠中の母体の遊離糖摂取量は子供が7〜9歳に達した時点での、アトピーとアトピー性喘息のリスクの高さと関係していた。

引用:呼吸ケアクリニック東京

生まれてくる赤ちゃんにも影響が出る可能性がありますので注意が必要です。

ちなみに菓子パンにも多量の砂糖が含まれていますので、日常的に食べるということは控えた方が良いでしょう。

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グレープフルーツジュースの栄養は?

グレープフルーツジュースコップ1杯(206g)の栄養を見てみると、

エネルギー 91kcal
タンパク質 1.24g
脂質 0.21g
炭水化物 21.22g

ビタミンE 0.41mg
ビタミンB1 0.08mg
ビタミンB2 0.02mg
ナイアシン 0.41mg
ビタミンB6 0.06mg
葉酸 22.66μg
パントテン酸 0.47mg
ビタミンC 78.28mg

ナトリウム 2.06mg
カリウム 370.8mg
カルシウム 18.54mg
マグネシウム 18.54mg
リン 24.72mg
鉄 0.21mg
銅 0.06mg
マンガン 0.02mg

このようになっています。
参照:カロリーSlism

この中で多く含まれている成分としては、
ビタミンCとカリウムになります。

ビタミンCは活性酸素を除去する抗酸化物質として働き、鉄の吸収促進、コレステロールの処理、ビタミンEのリサイクル作用、ストレスや風邪などの病気に対する抵抗力を強める働きがあります。

カリウムは体内の塩分を体外に排出する働きがあります。

免疫力の低下する妊娠中にはビタミンCが必要ですし、
塩分を控えなければいけない時期でもありますのでカリウムも必要になってきます。

ですので、グレープフルーツジュースはつわり時に限らず
妊娠中におすすめの飲み物と言えます。

清涼飲料を飲むよりも確実に健康的と言えます。

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まとめ

グレープフルーツジュースにはビタミンCとカリウムが豊富に
含まれていますのでつわり時以外にもおすすめの飲み物となります。

つわり時はグレープフルーツジュースを飲むことでつわりが軽減されるという方も
多くおられますので、その場合は量のことは気にせず飲んでいただいて構いません。

しかし、つわりが終わって何でも食べられるようになったら
あるいは食べづわりでグレープフルーツジュースを欲している場合などは、
飲む量に気をつけないと肥満の原因になりますので、
飲む量には注意してください。

食べづわりの場合は、1日に飲む量をあらかじめ決めておくことで、
摂取カロリーはそれ以上増えませんので、肥満対策になるでしょう。

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