妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
いちごは何個まで食べても良いのでしょうか?また、注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のいちごについて紹介致します。

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妊娠中いちごはどれくらい食べてもいいの?

いちご

いちごをおやつとして食べるのであれば、
妊娠中のおやつとして食べても良い目安のカロリーは厚生労働省食事バランスガイドによると
200kcal以下が推奨されていますので、それを元に計算してみると、
1粒あたり15g程度で、そのカロリーは15kcalとなります。

いちごだけでおやつとして200kcal以下食べるとすると、
13個程度は食べられる計算になります。

ただし、この計算は清涼飲料を飲まず他のおやつも食べず
いちごだけを摂取した場合の個数になりますので、
その他何か食べられたり飲まれたりするのであれば、
調節は必要になるかと思います。

なお、たまに食べるいちごという場合で、
いつもの食生活がしっかりとしているのであれば、
あまり個数など気にせず食べても問題ありません。

いちご狩りに行かれたときなどは、もっと食べると思いますが、
たまにということであれば、1週間以内に食事やおやつなどで調節すれば問題ありません。

ビタミンAは大丈夫なの?

いちごには100gあたり17μg程度含まれています。
妊娠中の1日に摂取するビタミンAは推奨量は650~700μgとなっており、
上限は妊娠初期は1500μg、妊娠中期後期は2700μgとなっております。

例え、いちごを食べ過ぎて、他からもビタミンAを摂取したとしても
いちごに含まれるビタミンAはレバーなどのレチノールではなくβカロテンなので
βカロテンは体内に入ると必要な分だけビタミンAに変換され必要ない分については体外に排出されるので、
βカロテンによるビタミンAの摂りすぎについては特に心配する必要はありません。

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いちごにはアントシアニンが含まれている

いちごにはアントシアニンというポリフェノールが含まれています。
含有量は100gあたり21.2mg含まれていますので、10個ほど食べれば1日の摂取目安量を満たすことができそうです。

ただし、ポリフェノールは毎日摂りすぎると胎児に影響を及ぼす可能性があるため、
いちごの食べ過ぎ程度では特に問題にはならないのですが、
ブルーベリーや高カカオチョコレート、ルイボスティーなどを多量に摂取することは
控えてください。

特にルイボスティーはカフェインが含まれていないため、妊婦さんに人気の飲み物ですが、
1日に飲んだとしても1L程度で抑えておいた方が良いでしょう。

妊娠中チョコレートはちょっと待って!ポリフェノールに注意が必要?

葉酸も多く含まれている

いちご100g中に葉酸は90μg含まれています。
妊娠中に1日に必要な葉酸は妊娠活動期から妊娠初期では640μg必要ですので、
いちごを食べることで多少葉酸を補うことができます。

なお、妊娠中では1日480μg必要で、後期では340μg必要となっています。
参照:ステルセム研究所

なお、妊娠活動期から妊娠初期にかけて葉酸が不足していると赤ちゃんに影響を及ぼす可能性が若干高くなりますので、
妊娠初期は積極的に葉酸は摂取していきたいです。

ビタミンCも豊富に含まれている

いちご100gあたりにビタミンCは62mg含まれています。
いちご10~11個程度食べると1日の推奨量であるビタミンCは補えます。

ビタミンCは免疫機能を高める作用があるため、免疫力の低下している妊娠中には嬉しい成分となります。
また、ビタミンCはストレスにさらされることで消費しますので、
積極的に摂取していきたい栄養素の一つとなっています。

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注意点はあるの?

注意することは、スーパーなどで販売されているいちごであっても、
必ず食べる前に水洗いを行なってください。

そうすることで、リステリア菌や汚れ、ほこりなどを取り除くことができます。

いちご狩りでのいちごも、できればそのまま食べるのでなく軽く水洗いした方が
安全です。

なお、残留農薬については展着剤が使用されているため、
水で洗ったところで落ちません。

妊娠中に残留農薬を摂取して赤ちゃんに何か起きたという話は
聞いたことがないので、あまり心配する必要はないでしょう。
ですが、どうしても心配ということであれば、ベジセーフという展着剤も農薬も水洗いでは取れない汚れも
落とす商品がありますので、そういったものを使用すると良いでしょう。

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まとめ

妊娠中どの時期においてもいちごは食べても構いません。
量としては、おやつとして食べるのであれば、一般的なサイズのもので13個程度食べても特に問題はありません。
それ以上の量を毎日食べると糖分の摂り過ぎになる可能性があるため、毎日たくさん食べるということは控えてください。

注意点としては、リステリア菌や汚れが付着している可能性がありますので、
必ず食べる前に水道水で洗うようにしてください。
そうすることでリステリア菌は流れていきますので、安心して食べることができます。

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