妊娠中は何かと気を遣わなければいけない時期ですが、
ジェノベーゼ(バジル)は食べても良い野でしょうか?注意点はあるのでしょうか?
こちらでは妊娠中のジェノベーゼ(バジル)について紹介致します。
妊娠中ジェノベーゼ(バジル)は食べても良いの?
結論を言うと一般的な量(ジェノベーゼパスタ1人前など)なら
食べても問題になることはありません。
バジルには子宮収縮作用がありますが、過剰に摂取した場合に
影響が出るかもしれないという程度です。
子宮は少し収縮したり治まったりを繰り返していますが、
バジルなどのハーブを摂取する作用はその程度に収まりますので、
基本的に問題にはならないです。
参照:アスクドクターズ
問題になるのは、子宮収縮作用のあるハーブの精油を使用し続けたりすると
お腹が張ることがありますので、精油の使用は注意した方が良いです。
食べてしまった場合どのくらい様子を見た方が良い?
バジル(ジェノベーゼ)を食べてしまったと不安になっている場合、
24時間様子を見て何もなければ問題ありません。
万が一お腹が張るようなら、かかりつけの医師に相談すると良いでしょう。
お腹が張る場合に、医師の判断により張り止めの薬が処方されることがあります。
どのくらいの量食べても良いの?
バジルを使ったパンやジェノベーゼパスタなど
一般常識的な範囲の量であれば、特に問題ありません。
これが1食で2人前など食べたりするとバジルどうこうと言うよりも
カロリーの摂りすぎになる可能性があります。
日常的に総摂取カロリーが多い場合、肥満へとつながり、
肥満になると妊娠糖尿病や妊娠高血圧症のリスクが高まりますし、
肥満状態で出産を迎えると難産になったり、帝王切開による出産になる可能性もあります。
バジルの栄養は?
バジルの栄養として突出しているものはビタミンKとなります。
バジル5g(10枚)でビタミンKが22μgも含まれています。
ビタミンKは骨に存在するカルシウム結合タンパク質を活性化し、
カルシウムの骨への沈着を促して流出を防ぐ作用があります。
特に妊娠中は赤ちゃんの骨を作るためにママの骨からカルシウムが移動しますので、
カルシウム不足になる傾向があります。
産後は骨が脆くなりやすく骨粗鬆症になってしまうケースもありますので、
カルシウムに加えてビタミンKも摂取した方が良いでしょう。
バジルのように子宮収縮作用のあるハーブは?
バジルには子宮収縮作用がありますが、
他のハーブにも子宮収縮作用のあるものがありますので、紹介しておきます。
- カモミール
- ジャスミン
- サフラン
- レモングラス
- ローズマリー
- セージ
- スペアミント
- シナモン
などが挙げられます。
これらも一般常識的な範囲の量を摂取するのでしたら特に問題はありません。
過剰に摂取したり、アロマの精油として使用すると子宮が収縮してしまい
早産などに繋がると言われています。
ですので、注意しなければいけないのは基本的にはアロマの使用となります。
まとめ
妊娠中でも子宮収縮作用のあるジェノベーゼ(バジル)は
一般常識範囲であれば食べても問題になることはまずありませんので
心配する必要はありません。
注意した方が良いのは、アロマで子宮収縮作用のあるハーブを使用することです。
バジルにはビタミンKが豊富に含まれていますので、
妊娠中には多量に食べなければおすすめと言えます。