妊娠中マック等のシェイクを飲んでもいいの？量はどれくらい？

妊娠中は食べ物や飲み物など何かと気を遣う時期だと思います。
マックなどのシェイクも飲んでいいのか迷う方もおられると思います。
そこでこちらではマック等のシェイクを妊娠中に飲んでも良いか紹介致します。

妊娠中マック等のシェイクを飲んでもいいの？

結論から言うと、妊娠初期、中期、後期どの時期であっても
どの種類であっても飲んで構いません。
モスバーガーのコーヒー味やマックのチョコレート味にしても
1本飲んでも問題はありません。

なぜ問題がないかについてですが、コーヒー味やチョコ味には
カフェインが含まれているのですが、
世界保健機関（WHO）では1日に摂取しても良いカフェイン量は、
300mgまでとしています。（コーヒーをマグカップで約2杯）
英国食品基準庁（FSA）では1日に摂取しても良いカフェイン量を
200mgまでとしています。（コーヒーをマグカップで2杯程度）
カナダ保健省（HC）においても1日に摂取しても良いカフェイン量を
300mgとしています。（コーヒーをマグカップで約2杯）
参照：厚生労働省

日本では海外のように基準は設けていませんが、
産婦人科医の多くはコーヒーを1日1～2杯までならOKとする医師は多いです。
参照：ママ、あのね。

ですので、マックなどで販売されているシェイクを1本飲んだからと言って
問題にはならないのです。

他にカフェインなどのように気をつけなければいけない成分は含まれていないため、
妊娠中のどの時期であっても飲んでも構いません。

ただし、飲み過ぎには注意が必要です。

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どのくらいの量飲んでもいいの？

どのくらいの量飲んでもいいかについては、
例えば1週間や2週間に1度だけという場合は、
どのサイズのものを全部飲んだとしても問題ないでしょう。

ただし、毎日シェイクを飲むとなると、砂糖の摂り過ぎが気になってきます。
例えば、マックのシェイク（バニラ）のMサイズには砂糖が69.3g含まれています。
参照：お砂糖博士の情報発信サイト

世界保健機関（WHO）では

成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。また5%まで減らして、1日25g(ティースプーン6杯分）程度に抑えるなら、更に健康効果は増大する

引用：食品安全委員会

と言っており、健康のことを考えると1日に摂取しても良い砂糖の量は25g以下となります。
これに従うとマック等のシェイクを1本飲むと砂糖の摂り過ぎに当たります。

仮にエネルギーの総摂取量の10％未満だったとしても、
1日に摂取しても良い砂糖の量は50g未満となり、
これでも砂糖の摂り過ぎになってしまいます。

これがたまになら良いのですが毎日となると様々な病気を引き起こす可能性が出てきます。

次に、日本人の1日の砂糖摂取量の平均を見てみると69gと言われています。
参照：NATIONAL GEOGRAPHIC

平均値ですので参考程度にしかなりませんが、
平均値ということは一般的とも捉えることができます。

これに照らし合わせると、1日にマックなどのシェイクのMサイズを1本飲んだとしても
平均値には届かないため、毎日飲んでも良いと解釈できるのですが、
おそらくマックなどのシェイクを飲む人は、他にも砂糖を摂取すると思われますので、
毎日マックなどのシェイクを飲むのは避けた方が良いでしょう。

おやつなどに含まれる砂糖の量は、一部ですが見てみると
ショートケーキ（100g）に砂糖32g程度
あんぱん（80g)に砂糖26g程度
大福（70g）に砂糖12g程度
シュークリーム（70g）に砂糖9.2g程度
プリン1個に砂糖16g程度
アイスキャンディー1本に砂糖16g程度
含まれています。
参照：いずみ中央歯科医院

プリンなど日常生活において食べることは珍しいことではありません。
しかし、プリン1つ食べただけで16gもの砂糖を摂取することになるため、
マックシェイクを飲む日はおやつを控えた方が健康には良いでしょう。

また、菓子パンにも多量の砂糖が含まれています。
おおまかにですが、１つに30～40g程度の砂糖が含まれていますので、
日常的に食べない方が良いです。

と、少し話しはずれてしまいましたが、
マックシェイクは毎日飲むものではなく、
1週間に1回など間隔をあけて飲むようにしましょう。