アース製薬から出ているブラックキャップはいわゆる毒餌タイプの駆除剤で、
食べたゴキブリはもちろん、食べたゴキブリが巣に戻り、糞をすると
その糞を他のゴキブリが食べると、そのゴキブリも死に至るという商品ですが、
一人暮らしの場合、置き場所はどこが良いのでしょうか?
また、何個くらい設置したら良いのでしょうか?
ブラックキャップの置き場所!一人暮らしの場合はどこに設置すれば良いの?
一人暮らし=ワンルームと捉えて、説明していきます。
その場合、ベッドのある部屋はTVなどがあり、
廊下を移動すると、トイレと洗面所お風呂場があり、台所(キッチン)があるというような
家になっているかと思います。
まず、部屋から紹介していきます。
部屋のどこに設置すればいいの?
部屋に設置するには、ゴキブリの住処になっていそうな場所とゴキブリが通りそうな場所に設置する必要があります。
置き場所としては、
- ベッドがあるならベッドの下
- エアコンの付近
- 部屋の四隅
- 押し入れもしくはクローゼットの中
- 天袋があれば天袋にも
- TVの裏側や下の隙間
このあたりに設置しておけば問題ないでしょう。
洗面所はどこに設置すればいいの?
洗面所にはゴキブリの餌となるものが結構多く存在します。
洗面所でドライヤーをかける方も多いと思いますが、そのときに髪の毛が抜け落ちるかと思います。
これも立派なゴキブリの餌となります。
洗面所での設置場所としては、
- 洗面所の鏡などのある場所の隙間
- 収納スペースの中
- 洗濯機の裏側や下側
- 洗面所の部屋の四隅
このあたりに設置しておけば問題ないでしょう。
お風呂場の場合どこに設置すれば良いの?
お風呂場は湿気が多くて暗くて、髪の毛や垢などゴキブリの餌も豊富な場所になりますので、
しっかりと対策をしておかないといけない場所の一つになります。
置き場所としては、
- 浴槽の下に隙間がある場合は、その隙間
- お風呂場の四隅
- 換気扇付近
- 窓がある場合は、窓の外にも設置
なお、お風呂場は水気が多い場所ですので、通常のブラックキャップではなく
屋外用のブラックキャップを設置するようにしましょう。
屋外用の場合は雨風に強い作りになっていますので、ある程度水がかかっても問題ありません。
ベランダの場合どこに設置すれば良いの?
ベランダはゴキブリが侵入してくる場所になるため、ここにもしっかりと設置する必要があります。
通常のブラックキャップではなく屋外用のブラックキャップを使用するようにしましょう。
置き場所としては
- 室外機の裏側や下側
- プランターや植木鉢などがある場合は、その下側
- 隣に隣接している場合は、仕切りの付近
- 換気扇の近く
このあたりに設置しておけば問題ないでしょう。
台所(キッチン)の場合どこに設置すればいいの?
台所(キッチン)もゴキブリの餌が豊富に落ちている場所になりますのでしっかり対策する必要があります。
置き場所としては
- 三角コーナーがあるなら三角コーナー付近
- キッチンの収納スペースの中
- 台所の四隅
- コンロがある場合はコンロの隙間や下側
- 台所に隙間がある場合は、その隙間
- 換気扇付近
このあたりに設置していると問題ないでしょう。
玄関の場合どこに設置すればいいの?
玄関もゴキブリが侵入する場所となっていますので、侵入を防ぐためにも対策が必要になります。
置き場所としては
- 玄関の四隅
- 靴箱がある場合は靴箱の中
- 玄関の外にも設置できるなら玄関の外(屋外用が好ましい)
- 傘立てなどを置いている場合はその下
このあたりに設置すれば問題ないでしょう。
トイレの場合どこに置けばいいの?
トイレも忘れてはいけません。
トイレの窓などからも侵入してきますので、対策が必要です。
置き場所としては
- トイレの四隅
- 給水タンクの裏側
- 換気扇付近
- 窓付近
このあたりに設置していれば問題ないでしょう。
一人暮らしの場合ブラックキャップは何個設置することになるのか?
上記で紹介した場所全てにブラックキャップを設置するとしたら、
合計で40~60個は設置することになります。
ただし、これは多量にゴキブリが出現する場合となります。
また、ゴキブリの赤ちゃんを頻繁に見かけるような場合は、どこかに卵(卵鞘)を産み付けられている可能性が高いため、至るところに設置しておいた方が良いでしょう。
ゴキブリがあまり現れないと言う場合は、ポイントを絞って設置するくらいで十分でしょう。
とはいえ、各場所には設置しておいた方が、どこからゴキブリが侵入してくるか、
どこを住処にするかが限定できませんので、各場所には設置しておいた方が良いです。
なぜたくさん設置しないといけないのか?
ブラックキャップのにおいが届くのはせいぜい1~2m程度となります。
ゴキブリも嗅覚が鈍いため近くに寄らないとにおいをかぎ分けることが出来ませんので、
ブラックキャップのある程度近くを通らないとブラックキャップの存在に気づくことができません。
ですので、なるべく多くのブラックキャップを設置した方が効果的なのです。
ブラックキャップの効果を高めるには?
ブラックキャップの効果を高めるには、他の餌となるものをなくすことにより、
ブラックキャップしか餌がない状態を作ることにより、ブラックキャップを食べてもらえる確率が高くなります。
ゴキブリは生ゴミ以外にも、フケや髪の毛なども餌となりますので、
こまめに掃除することをお勧めします。
ブラックキャップを設置して外から寄せ付ける原因にならないのか?
先にも説明しましたが、ゴキブリの嗅覚は鈍いため近くのものしかかぎわけることができません。
ブラックキャップも1~2mくらいまでしかにおいが届きませんので、
ブラックキャップを設置したからといって、それめがけて外から寄ってくるということは
あり得ないのです。
ですので、安心して設置していただいて問題ありません。
まとめ
一人暮らしの方はおそらくワンルームマンションやアパートに住んでいると思われます。
作りとしてはほぼ同じような作りになっているかと思いますので、
置き場所も部屋、台所、ベランダ、トイレ、風呂場、といったような置き場所になるかと思います。
ゴキブリやゴキブリの赤ちゃんがよく現れる場合は、ゴキブリの巣がある可能性が高いため、
ブラックキャップはたくさん設置すればするほど、効果的に駆除できますので、
できるだけ多く設置するようにしましょう。