アース製薬から出ているブラックキャップはいわゆる毒餌タイプの駆除剤で、
ゴキブリが食べると死に至ります。それだけでなく、食べたゴキブリが巣に戻り糞をすると
他のゴキブリが糞を食べて、糞を食べたゴキブリも死に至るという商品ですが、
お風呂場にも設置しても良いのでしょうか?
こちらではブラックキャップとお風呂場について紹介致します。
ブラックキャップはお風呂場に設置してもいいの?
お風呂場は湿気が多く、ゴキブリの餌となる髪の毛や垢などがあるため、
ゴキブリの住処になる場所でもありますので、ブラックキャップは設置した方が良いです。
ただし、通常のブラックキャップは水がかかると効果が減少するため、
屋外用のブラックキャップを設置した方が良いでしょう。
なお、湿気が多い場合はブラックキャップにカビが生える恐れがありますが、
カビが生えたとしてもメーカーからは特に効果は変わらないということなので、
あまり問題にはなりません。
置き場所はどこが効果的?
置き場所については、お風呂の四隅と浴槽の下に隙間があるようなら、
その隙間に複数設置することをお勧めします。
また、換気扇あたりからと排水口からも侵入してくる場合があるため、
換気扇あたりと排水口あたりにも設置すると良いでしょう。
窓がある場合は、窓の外にもブラックキャップを設置しておいた方が良いです。
ブラックキャップの効果を高めるには?
ブラックキャップの効果を高めるには、常に換気扇を回して、
湿気を出来るだけ減らすようにしましょう。
また、お風呂場はゴキブリの餌の宝庫にもなるため、
髪の毛など定期的に掃除して取り除いた方が良いです。
できるだけ、ゴキブリの餌となるものを減らしておくと、
餌はブラックキャップだけになるため、食いつきが良くなります。
ブラックキャップを食べたゴキブリは6時間後くらいに死に至るようになっており、
それは巣に有効成分を持ち帰ってもらうためとなります。
巣に持ち帰ったゴキブリが糞をしたり、巣で死んだりすると、
糞や死骸を他のゴキブリが食べて、それを食べたゴキブリも死に至りますので、
巣ごと駆除が出来るのです。
ブラックキャップはどのくらい持続効果があるの?
ブラックキャップ設置後、1年は効果が持続しますので、
設置すれば当分の間、ほったらかしにしておいて問題ありません。
また、設置後より効果を発揮します。
お風呂場は先ほども言ったようにゴキブリにとって住み心地の良い環境であるため、
なるべく多くのブラックキャップを設置した方が効果が出やすいです。
1年以上経過すると、餌がなくなったり、効果がなくなったりします。
そうなると、ブラックキャップの容器はゴキブリにとって居心地の良い場所となりますので、
そこを住処にする場合があります。
ですので、1年を過ぎた場合は速やかにブラックキャップを取り除くようにしましょう。
また、ゴキブリが現れる可能性があるので、新しくブラックキャップを設置すると良いでしょう。
外から寄ってこないのか?
ブラックキャップをたくさん設置すると外からゴキブリが寄ってこないか心配になるかと思いますが、
まず、それはあり得ないので安心してください。
ゴキブリの嗅覚は鈍いため近くのものしかにおいをかぎ分けられないため、
外からブラックキャップめがけて寄ってくるということはないのです。
さらに、ブラックキャップ自体も1~2m程度しかにおいが届かないため、
近くを通ったゴキブリに対してしか効果を発揮しません。
まとめ
お風呂場は湿気が多く暗いところも多く、さらに餌も豊富にあるため、
ゴキブリにとってはとても住み心地の良い場所となっています。
ですので、お風呂場にこそブラックキャップを設置した方が良いと言っても過言ではありません。
また、お風呂場は水気が多いので通常のブラックキャップではなく
屋外用のブラックキャップを設置することをお勧めします。