アース製薬から出ているブラックキャップはいわゆる毒餌タイプで、
ゴキブリが寄りつきやすいように半生タイプになっていますが、
これがカビるとゴキブリは食べなくなるのでしょうか?
こちらでは、ブラックキャップとカビについて紹介致します。
ブラックキャップがカビるとゴキブリは食べなくなるのか?
ブラックキャップは小麦粉や糖類で作られており、半生タイプなので
においも1~2mほどですがよく届き、ゴキブリの食いつきもかなり良いです。
参考として動画を貼り付けておきます。
※注意 ゴキブリが多量に出てきます。
その毒餌にカビが生えるとゴキブリが寄ってこなくなるのかについてですが、
インターネット上では、食べる食べないと両方の意見がありますが、
アース製薬に聞いたところ、効果はあまり変わらないということでした。
また、三井化学アグロ株式会社のサイトを見てみると、
ゴキブリは、雑食性で何でも食べます。人間の食べるものほとんどすべて食べますし、それ以外に、紙、化粧品、私たちの排泄物、カビ、腐敗物なども食べ、非常に食性が広いのです。
引用:三井化学アグロ株式会社
というように、何でも食べてしまいます。
私たちのフケや髪の毛なども食べますので、硬いものでも食べます。
これに照らし合わせると、ブラックキャップにカビが生えてもゴキブリはお構いなしに食べるが正解です。
また、半生タイプですが、日にちが経ちかちこちになったとしても
ゴキブリが餌に気づけば食べてくれます。
もちろん半生の方がにおいが届きますので、気づいてくれる可能性は高まりますが、
水分が飛んだとしてもある程度においは発しますので、ゴキブリが近くを通れば
餌に気づいて食べてくれます。
ゴキブリはどのくらいの距離で餌に気づくのか?
ゴキブリの嗅覚を担っているのは触覚で、ゴキブリの糞などに混じっているフェロモンには
遠くからでも感知できるのですが、餌に関しては嗅覚は鈍く、近くを通らないと気づくことは出来ません。
また、ブラックキャップ自体も半径1~2mほどしかにおいが届きませんので、
2m以内にゴキブリが近づかないとブラックキャップに気づくことが出来ないため、
食べてくれません。
ですので、ゴキブリが集まりそうな場所やゴキブリの通りそうな場所に設置しなければいけません。
ブラックキャップが腐ってもゴキブリは食いつくのか?
三井化学アグロ株式会社によると、腐敗したものでも食べますので、
ブラックキャップが腐ったとしてもゴキブリは食いついてくれますので、
そのあたりの心配はいりません。
また、ブラックキャップは設置後1年間は効果が持続しますので、
頻繁に交換する必要もありません。
1年経過したら新しい物と交換しましょう。
まとめ
ゴキブリは紙や私たちの排泄物、カビ、腐敗物、髪の毛などほぼ何でも食べますので、
ブラックキャップがカビてしまったとしても、食いつきは衰えないでしょう。
インターネット上ではカビは食べないという意見もありますが、
正しい企業を調べたところカビも腐敗したものも食べますので、
カビても問題ありません。
1年間は効果が持続しますので、
設置したら頻繁に手で触ったり、場所を移動させたりということはあまりせずに
放置しておきましょう。
あまり手で触ったり移動していたりするとゴキブリが警戒して寄りつかなくなりますので、
一度設置したら動かさないようにしましょう。