アース製薬から出ているブラックキャップはいわゆる毒餌タイプの駆除剤で、
ゴキブリが食べれば死に至りますし、食べたゴキブリが巣に戻り糞をすると、
ゴキブリの習性でその糞を他のゴキブリが食べた場合、そのゴキブリも死に至るという商品ですが、
ベランダに置くとしたらどこに置けば良いのでしょうか?
目次
ブラックキャップのベランダでの置き場所は?
ベランダが雨に濡れないような場所の場合ですと通常のブラックキャップでも良いかと思いますが、
雨に濡れる、砂埃がかかるような場所の場合は屋外用ブラックキャップを購入することをお勧めします。
それを踏まえた上で置き場所はどこが良いかというと、
ゴキブリがとどまりそうな場所や通り道になりそうなところに置きます。
その場所として例を挙げると
- エアコンの室外機の下や裏側
- ベランダの四隅
- 家が団地やアパート、マンションで隣の家が隣接している場合は、隣のベランダに隣接する仕切り付近。
- プランターを置いているなら、プランターの下やその付近に設置。
- 部屋への侵入を防ぐという目的で、換気扇の出口付近。
その他、ゴキブリは暗くてジメジメしたところを好むため、
そういうところがあれば、そこにもブラックキャップを設置しておくと良いでしょう。
このあたりに設置していることで、外からの侵入を防ぐことが出来るでしょう。
ベランダにブラックキャップを設置してゴキブリは寄ってくるの?
ゴキブリの嗅覚は鈍いため近くのものしかにおいを察知できません。
また、ブラックキャップ自体も1~2m程度しかにおいを発さないため、
遠くにいるゴキブリがブラックキャップのにおいをかぎつけて寄ってくるということはありません。
ですので、ブラックキャップを設置したからといって、いっぱい寄ってくるということはなく、
あくまで、ブラックキャップ付近を通ったゴキブリが毒餌に食らいつくという仕組みになっています。
とはいえ、ベランダが隣の家と隣接している場合などは、隣の家からゴキブリが寄ってくると言う可能性はあります。
ですが、そのゴキブリが部屋に入ってくるかというと、たいていは巣に戻るため、
家の中にまで侵入してくる可能性は低いでしょう。
ブラックキャップの室内用と屋内用はどう違うの?
ブラックキャップの室内用と屋外用は、毒餌に関しては全く同じで、
違うところを挙げると、屋外用は雨風に強い構造になっていますので、
ちょっとやそっとでは、効果が劣化するということはありません。
あとは、屋外用は設置しやすいように形が四角い形状になっていることと、
固定するテープがついているため、風で飛ばされることもありませんし、
いろんな箇所に設置しやすいつくりになっています。
設置してからどれくらいの期間持つの?
ブラックキャップは室内用も屋外用も設置してから、1年間は効果が持続します。
ですので、頻繁に替える必要はありません。
1年くらいしたら新しい物と交換されると良いでしょう。
ただし、大雨などで完全に水に浸かってしまったりした場合は、
効果が悪くなる可能性がありますので、水没している場合は、
水が引いてから新しい物と交換すると良いかと思います。
まとめ
ブラックキャップをベランダに設置する際は、屋内用のブラックキャップではなく
屋外用のブラックキャップを設置した方が、雨風に強い構造になっていますし、風で飛ばされることも
砂埃などで効果が減少するということもありませんので、置くなら屋外用のブラックキャップを置くようにしましょう。
置き場所については、ゴキブリが家に侵入しないことが目的なので、換気扇付近やエアコンの室外機付近に設置することと、
ベランダの四隅に設置、プランターなど何かものを置いている場合は、その下側に設置すると、
ゴキブリが住処にしていたり、通路になっていたりしますので、効果的かと思います。