アース製薬から出ているブラックキャップはいわゆる毒餌タイプの駆除剤で、
ゴキブリが食べると死に至りますが、それだけでなく食べたゴキブリが巣に戻り
糞をすると、他のゴキブリたちがその糞を食べ、食べたゴキブリも駆除できる商品ですが、
小さいゴキブリにも効果はあるのでしょうか?

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ブラックキャップは小さいゴキブリにも効果あるの?

ゴキブリ

ブラックキャップの有効成分はフィプロニルという成分で、
この成分がゴキブリの体内に入ると死に至ります。

もちろん大人のゴキブリだけでなく小さいゴキブリ、ゴキブリの赤ちゃん(幼虫)にも
効果があり、小さいゴキブリがブラックキャップを食べるとおよそ6時間程度で、
死に至ります。

なぜ時間差があるのかというと、
巣に戻って糞をさせて他のゴキブリも駆除するために、このような時間差があるのです。
糞だけではなくブラックキャップを食べたゴキブリの死骸を食べたゴキブリも死に至ります。

ゴキブリが大人であろうが、子供であろうが半生タイプの餌はゴキブリにとって魅力があり、
かつブラックキャップの構造がゴキブリが居心地の良い空間になっていますので、
どんなゴキブリでも食いつきは良いです。

小さいゴキブリ(ゴキブリの赤ちゃん)を見たら要注意

小さいゴキブリ(ゴキブリの赤ちゃん)を見かけたら要注意です。
というのも、ゴキブリの赤ちゃんがいるということは、
卵(卵鞘)がある可能性が高いからです。

1つの卵鞘の中にはクロゴキブリの場合卵が約15~28個程度あり、
チャバネゴキブリの場合は18~50個程度の卵が入っています。

そんな卵鞘を1匹が3~10回ほど産卵するので、
単純に計算しても100匹以上のゴキブリが孵化する可能性があるからです。
参照:DUSKIN

ブラックキャップを設置することにより巣ごと駆除できる

小さいゴキブリを見かけたら、卵(卵鞘)がある可能性があり、
何十匹と生まれてくる可能性があるのですが、ブラックキャップを設置することにより、
小さいゴキブリが食べて、巣に戻り糞をします。
糞にはゴキブリを寄せ付けるフェロモン(集合フェロモン)が入っており、
糞に群がり糞を食べます。食べたゴキブリは先にも記したように死に至りますので、
ゴキブリがたくさんいても、連鎖的に駆除できますので、
あまり心配する必要はありません。

全て駆除するのにどれくらいかかるの?

小さいゴキブリ(赤ちゃんゴキブリ)を見かけたら卵がある可能性があり、
その卵はクロゴキブリの場合、産卵から孵化するまでに23~55日程度かかります。
チャバネゴキブリの場合は産卵後すぐに孵化するのですが、
クロゴキブリの場合は長くておよそ2ヶ月かかりますので、
2ヶ月は見ておいた方が良いでしょう。
参照:DUSKIN

ブラックキャップは設置後1年効果が持続しますので、
1回設置すると、1クールのゴキブリを全て駆除することが可能です。

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ブラックキャップを設置すると外から呼び寄せてしまうのか?

ブラックキャップを設置するとにおいに釣られて外からゴキブリが部屋の中に入ってきたりと
呼び寄せてしまうのではないかと心配になるかと思いますが、
結果をいうとそんなことはありません。

というのもゴキブリの嗅覚(触角部分でにおいを感知します)は鈍く
触角ににおいの分子が届かないと餌があるということを察知できません。
つまり、近くまで来ないと餌があるとはわからないのです。

ブラックキャップも半径1~2m程度しかにおいが届かないため、
外からブラックキャップの餌めがけて入ってくるということはないのです。

半径2m程度に入ってきたゴキブリにしか効果は発揮しません。

言い換えれば、2m間隔でゴキブリがいそうな場所や通りそうな場所に設置する必要があると言うことになります。

まとめ

ブラックキャップの毒餌は大人のゴキブリだけでなく小さいゴキブリ、赤ちゃんゴキブリも
魅力的な餌になりますので、ブラックキャップを察知するとゴキブリは食らいついてきます。
とはいえ、ゴキブリの嗅覚は鈍いため、たくさんのブラックキャップを設置する必要はありますが。

また、小さいゴキブリ(赤ちゃんゴキブリ)を見かけたら卵(卵鞘)がある可能性が高いため、
たくさんのゴキブリが孵化してくる可能性があります。

ですので、ブラックキャップをたくさん設置することで、
そういった小さいゴキブリを全て駆除することができますので、
各部屋にブラックキャップは設置しておくようにしましょう。

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