アース製薬から出ているブラックキャップはいわゆる毒餌タイプの駆除剤で
ゴキブリが食べると死に至るだけでなく、食べたゴキブリが巣に戻り糞をすると
他のゴキブリがその糞を食べて死に至るという商品ですが、
置きすぎるとどうなるのでしょうか?ゴキブリが寄ってきたりするのでしょうか?

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ブラックキャップを置きすぎるとどうなるの?

部屋

ブラックキャップのにおいの届く範囲は半径1~2mとなっていますので、
2m間隔で置いてもいいかもしれません。

置き場所としては、部屋の四隅や台所の収納スペース、冷蔵庫の裏側や下側など
ゴキブリが集まってきそうな場所に設置します。

このようにポイントポイントに設置していくと
ワンルームマンションの場合であっても、40~60個は設置することになります。

アース製薬いわく一度に1箱(12個)全部お使いいただくとより効果的と言っているように、
置けば置くだけ効果が出やすいことがわかります。

というのも、ブラックキャップの毒餌を食べてもらわないことには
駆除が出来ない上に、ゴキブリがブラックキャップを見つけるには近くまで寄ってこないといけないからです。
ゴキブリの触覚が嗅覚の役割を果たしているのですが、餌を感知する嗅覚は鈍いため、
ブラックキャップの効果範囲まで近づいてくる必要があるのです。

ですので、要所要所に置く必要があるのです。

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例えば、部屋に設置する場合を考えてみても、部屋の四隅に1個ずつ、
クローゼットあるいは押し入れに2個ずつないし4個。
天袋があれば、天袋に2個。ベッドの下に1個、TVの裏側に1個、下側に1個、
机があれば机の裏側に1個、エアコン付近に1個というように、ざっと挙げただけでも12個は使用しています。

ブラックキャップを置きすぎるとゴキブリが寄ってくるのか?

ブラックキャップを置きすぎることにより、外からゴキブリを寄せ付けてしまうのでは
と心配されるかと思いますが、先にも説明したようにゴキブリの餌を感知する嗅覚は鈍いため、
ブラックキャップの効果範囲まで近づく必要があります。

ですので、外から家の中に設置したブラックキャップに近づいてくるということはあり得ないのです。

ですので、何個置こうが外からゴキブリが寄ってくることはありません。

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置きすぎってどれくらい?

これは部屋の大きさや数によって変わってくるため、一概には言えませんが、
1m以内にブラックキャップを並べるという置き方は置きすぎに当たります。

また、ゴキブリがいないのに要所要所に置くことも置きすぎに当たるかと思います。
ゴキブリを見かけてから設置する、特にゴキブリの赤ちゃんを見かけた場合は下記に記しますが要注意です。

あくまでも、ゴキブリがブラックキャップを感知出来る範囲に置くのが良いので、
要所要所に設置すると問題ないでしょう。

ワンルームでも部屋や台所、廊下、玄関、トイレ、洗面所、風呂場など要所要所に設置すると40~60個は必要になるため、
一戸建てで部屋数が多いと、それ以上に置く必要が出てきますので、
置きすぎるということはほぼないかと思います。

ゴキブリの赤ちゃんが現れたときは要注意

ゴキブリの赤ちゃんを頻繁に見かけるようになったら要注意です。
というのも、家にゴキブリの卵(卵鞘)がある可能性が高いからです。

卵鞘1つの中にはクロゴキブリの場合で、15~28個の卵が入っており、
チャバネゴキブリの場合、18~50個の卵が入っています。
そんな卵鞘を1匹のゴキブリが3~10回も産卵するため、
孵化してくるゴキブリの数は100匹を超える可能性があるからです。
参照:DUSKIN

こうなると、ブラックキャップをできる限り要所要所に設置する必要が出てきます。

まとめ

ブラックキャップの効果範囲が1~2mのため、その間隔で置くことがベストなのですが、
これをするとブラックキャップがいくらあっても足りないため、
ゴキブリの通路となる箇所や集まる箇所に設置するのが良いでしょう。

といっても、要所要所に設置したとしても一部屋で12個程度は使用しますので、
決して置きすぎるということにはなりません。

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